東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年最初の放課後学習 成器塾、「裁縫と調理」クラスで手回し製粉

2023年01月21日 | 歴史探訪他ウォーキング

 

 今年も小学校の放課後学習 成器塾が始まりました。私が教えているのは成器塾の「裁縫と調理」クラスです。去年はもっぱら刺し子などの裁縫でしたが、ようやく調理を教える時がやってきました。調理と言っても、今回は小学生が容易に調理できるお汁粉です。
 私が重視しているのは素材から手作りすることです。今回はお汁粉の中にいれるお団子の元になる粉を製粉してもらいました。もち米を製粉して白玉粉に、うるち米を製粉して上新粉にしました。手回しで製粉したことがない子供達でしたが、全員楽しそうに製粉作業をしていました。また、10月に畑で収穫した小豆を、鞘から取り外す作業もしてもらいました。

         もち米の製粉をしながら、ふるいで粉を選別


 今年度の成器塾「裁縫と調理」クラスの生徒の中に、昨年度に引き続いて同じクラスに来ている生徒がいました。つまり、去年度の手回し製粉を経験している生徒がいました。そのため、今回は手回し製粉機の組み立てを最初にしてもらいました。生徒さんは最初戸惑っていましたが、私のヒントで難なく組み立ててくれました。組み立てが終わると、上新粉を作るチームと白玉粉を作るチームに分かれてもらいました。チームが決まると、うるち米ともち米を渡して製粉作業を開始してもらいました。

 もち米を白玉粉に製粉   うるち米を上新粉に製粉  鞘から小豆を取り外す
  

 なお、お汁粉には小豆が欠かせません。製粉機を回して腕が疲れた生徒には、鞘から小豆を取り外す作業をしてもらいました。一時間半ほどの作業でした。生徒さん達はワーワーキャーキャー言いながら、楽しそうに飛び回って作業していました。お汁粉を、粉作りや小豆取りからするのは初めてだったようです。新鮮な体験だったと思います。次回はお汁粉に入れるお団子作りから始めてもらおうと思っています。

   何度も製粉を繰り返して細粉に    ふるいを通して細粉を選別する
 

コメント
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