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自分を大切にしている程度の大切さ

2005年04月27日 | 読書
子どもは自分も大切にし、相手も大切にしたいという思いを抱いています。他人を大切にした時だけ誉められ、自分を大切にした時には批判されると、物事に取り組む際、子どもは極めて消極的になっていきます。「人を優先的に大切にしろッ!」といわれても、どれくらい大切にしらいいのか見当がつきません。「自分を大切にしている程度の大切さ」という基準はどうしても必要です。
高橋良臣「学校マネジメント№572 P67」(明治図書)


他者に大切にされた経験を持たない子は
自分を大切にすることはできないだろうし
結局それは他を大切にできないことになる。
自分を大切にする程度は
自分で作り上げるものではなく、
他者との経験によって出来上がっていく。