すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

開かれた偏愛の能力

2005年04月17日 | 読書
教師にとって重要な資質は、子どもにとっての魅力的な先行者たりうることであるが、それは開かれた偏愛の能力と深く関係している。その教師が魅力ある人間であれば、その教師の偏愛するものを学びたくなる。そしてその教師が多くのものを偏愛し、幅広い世界を持っているとき、魅力的な人間になる。
齋藤孝「くんずほぐれつ」(文春文庫)


教師の持つ力を測るものさしは
こうした視点でも作られるべきだと思う。
教員養成の現場がどうか、
いやそれ以前の選抜方法はどうか
…結局、すべての教育現場に関わる問題である。
そして、今いる人材にその能力は十分足りているか。