すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

かけ声を支えるもの

2005年04月09日 | 読書
最近は「みんな仲良く」というかけ声に変わって「みんな違ってみんなよい」(金子みすず)という新しいかけ声が採用されるようになってきた。しかし、そのためには「自分とは考えの異なる他者とコミュニケーションする」知性が必要であるというところまではまだ考えが進んでいない。
上條晴夫「授業づくりネットワーク No237 P5」(学事出版)


金子みすずへのスポットライトは時代が求めたものであったし、
自分もかなり早い時期にその言葉に惹かれた。
それを教育の場で具現化するためには、もっと考えるべきことが
たくさんあるのだ、ということを今さらながらに思う