すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

勉強する理由

2005年04月14日 | 読書
なぜ勉強するのか、なぜ勉強しなければいけないのか、という問いは答えにくいものです。そういう問いが子どもたちから発せられるというのは、すでに大人社会の敗北です。勉強する理由というのは、本来言葉ではなく、大人たちの姿勢の中に答えがあります。
村上 龍「総合教育技術 2005.4」(小学館)

どんなに言葉をつくそうとも答えられない問いがある。
「なぜ勉強するのか」と尋ねられて
いくつか具体的な返答をすることはできるだろうけど
その問いを自分の中に引き込んでみせる人の姿こそ
その答えになるのだと教えてくれる。