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業績についての観念

2005年04月20日 | 読書
「教師は毎日の授業を通して学力を上げていますが、そのことを具体的に説明できますか」と講演などで聞いてみるが、答えはゼロである。学力を挙げていないのではない。「業績」についての観念が希薄なのである。業績評価を上げることを教師に求める前に学校としてどう取り組むかを明確にすべきである。
高階玲治「現代教育科学№584」(明治図書)


「業績」を「子どもの姿」に求めることが本質であり
それがほとんど全てであることを教師は知っている。
同時に、その曖昧さや伝える術の困難さをいつも感じている。
しかし、そこに留まっていては明るさを見出せはしない。