すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

目前三十センチに焦点を結ぶ働き

2005年06月25日 | 読書
生まれて間もない赤ん坊の手におもちゃを持たせる、絵を見せる、はいはいをさせるなどきちんとした働きかけをさせると、目前三十センチのところにきちんと焦点を結ぶ働きが生じます。けれども、手におもちゃを持たせず、絵本も見せず、はいはいもさせず、テレビを見せて、焦点を遠くに結ぶことしかしていない子どもは、六歳の時点で、文字読みの難しい子どもに育ってしまうのです。
七田眞「子どもの右脳を鍛える作文練習帳」(,ネコ・パブリッシング)


文字がうまく読めない理由を探るために
新しい視点が授けられたように思った。
テレビ視聴の時間が長かった子は
もしかしたら、教科書の動かない文字列に対して
一定時間焦点を結ばせるのが困難なのではないか…
「指で挟んで読ませる」といった
昔ながらの方法の有効性にも光があたる。