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情報公開がおよぼす学校の退廃

2005年06月30日 | 読書
学校の情報公開の流行は止めどもない勢いで進んでいる。こうして、やむなく、あるいはそれを口実にして、教師の言葉がおざなりなものになっていく。あるいは公開は名ばかりで真実は隠される。いずれにせよこれは学校の退廃である。
齋藤武夫「学校マネジメント 2005.7」(明治図書)


公開すべきではない真実が多い学校現場である。
何を、どういう形で、伝えることが
学校の営みにプラスになるか、
という視点を頑固に持ち続けることが
「子どもを守り、育てる」ことにつながるのではないか。
大事な役目である。