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桜と絵本と豆乳と

会の風景には温かさが漂う

2007年04月30日 | 教育ノート
 私たちが行う「会」の一つ一つにはきちんとした意味があるのだが、同じことを続けているとどうしても心が離れてしまう時が出てくる。
 それでも、丁寧さを忘れずにしっかりこなしていかなくてはならない。
 会の風景には、その字源から温かさが漂ってくるものであるはずだ。


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 4月は「会」の多い月です。様々な会議や会合、子どもたちにも学級会や児童会があり、そして月を越すと大きな行事である運動会があります。
 「会」はそもそも「會」と書き、ふたのある鍋の形からできた漢字です。
 「會」という漢字は「ふた」「なべ」「台座」を上から順番に表しているとのことでした。そして料理そのものの材料をたくさん揃えて煮焚きすることから、「あつまる」「あつめる」という意味になったようです。
 またそれだけでなく、鍋のようなものを囲み、たくさんの人が集まり、交流することで喜びが生まれるという風景も想像させてくれる語源です。
  5月の運動会でもそんな楽しみを心待ちにしている子もいることでしょうね。
(4/25)
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