すぷりんぐぶろぐ

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助走を始める前に

2007年04月02日 | 雑記帳
 いよいよ仕事始めである。
 
 まだ漠然としたままなので、この二日間で自らのテーマも輪郭をはっきりさせなければならない。
 絞り込めのために、いくつか「表」に出してみよう。

 実践面では「表現」ということになる。
 学校の研究テーマとして取り上げるかどうかは定まっていないが、いずれにしろ子供たちに育みたい力だ。
 もちろん、言語を中心としたものになろうが、今年度はある教科で2学年ばかりお手伝いすることになっているので、その面でどんなことがやれるかも考えてみたい。

 一人一人の授業力向上に向けて、どんなサポートができるか、これをもう少し形にしてみたいと思う。
 昨年度は「セミナー」という形で野口芳宏先生をはじめ数人方々に来校していただいた。その刺激は大きかったはずである。それをどう生かすか…授業についての意識を高めている姿を、どんな姿として具現化するのか。

 地域の問題がある。
 「適正規模」が声高に叫ばれている。行政のプランはまだ示されていないが、小規模校に通わせている保護者の心は、けして安定しているとは言えないだろう。
 「ここに学校がある」意味を、みんなで考えることができたらいい。
 それは、将来的な姿がどうかというより、子どもを育てるという意味を考えることだと思う。
 何らかの働きかけをしたい。

 自分の学びはどうか。
 「頭で考えたことと行動することのギャップ」を「老い」と呼ぶらしい。
 進行しているのは止むを得ないことなのだろうが、即行動だけが善とは呼べないことは確かだ。
 選び抜かれた行動、これが大人というものだろう。
(つまり、味がある振る舞いみたいなことでしょうか。遠そうですね)