すぷりんぐぶろぐ

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絞り込んで、接点を見い出す

2007年04月24日 | 雑記帳
 書き散らした文章の続きである。
 25以降は、仲間に対しての具体的な方法を例示していた。まあ、ありふれた内容ではある。
 そして、再び概括的なところを書き出しているではないか。解説好き?な自分を改めて発見。

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41  さて、再びいわゆる「対管理職問題」にもどる
42  この頃、特に思うことは「全員にいい管理職なんていない」ということだ
43  自分にとっていい管理職の条件とは何か考えてみれば
44  それは、大方次のようなことだろう(だったという自分の経験だ)
45   自分の仕事や努力を認めてくれる
46  仕事の方向をはっきりと示してくれる
47  雰囲気がやさしい、気配りがある、身の回りを心配してくれる
48  まだ、あるのかもしれない。人それぞれに違うのだとも思う
49  そして、「すべていい」と括れる人はそういないものだということだ
50  そうした現実では、やはり「管理職のいいところを見つけてあげる」のが、賢い、そしてストレスのたまらない過ごし方のように思う
51  もう一点は、自分の考え方との接点を見つけることのように思う。
52  いや、自分に引き込むといったほうがいいかもしれない
53  かくありたいと務めてきた自分にとって嬉しいことばに、今年出会った。
54  「管理職の仕事は、担任が授業に専念できる体制を作ってあげることだ」
55  大森修先生が、2月の学校づくりの講座でおっしゃったことだ
56  担任を離れてから、そのような思いで仕事をしてきたつもりだ
57  「授業を大事に」という言葉に異論をはさむ人はいない
58  問題は、それを実行するために、どう日常の行動を組み立てていくかだ
59  たとえば私なら、校長室に呼ばれ様々な点について相談されても、意識的に「授業改善」の話題に持っていくように日々努めている
60  そういう視点で管理職の話を聞いていると、どこでつなげるか考えも出てきたりして結構おもしろいのではないだろうか
61  自分の考えを絞り込んで、その実現のために、管理職との接点を見いだすといった工夫を私たちはもっと意識的にする必要があるのではないか
62  そのためには、現在の任用のシステムなども見直す必要があるのだが、それは言及するには、現在の自分ではまだ力量不足である
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 今、自分に(57)以降の意識があるかと問われれば、やや薄いかもしれない。絞り込むという集中的な見方は確かに有効なことではあるが、俯瞰の目を常に持ち合わせる必要に迫られる仕事という意識のほうが強い。
 そのあたりの変化を見とれたことが、収穫というべきか。

 それにしても(62)について言及する力がついたかと問われれば、まだ心許ないのだが、いつまでもそんなことは言ってられない気もしている。