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声と目で惹きつける

2008年11月22日 | 雑記帳
 声と目

 やはり、これが教師の一番の武器?だなあと思ってしまう。

 今週は、小学校1年生から中学校3年生までの学級の授業を見る機会に恵まれた。
 全部で20以上の教室は回ったと思うが、その4分の3以上は一斉授業の場面だった。そうすればどうしても教師の動きに目がいってしまう。

 その中でも自分の関心がいっているのは、やはり声と目だなと思う。

 惹きつける声  惹きつける目

 具体的にどんなことか、自分なりの考えを端的いうと、それは「表情がある」ということになろうか。

 もちろん、子どもの思いや考えをひき出すために、「無表情」を装う場合もあろう。
 しかしそういう場合も取り込んで、表情豊かな目と声が子どもの前にあることは、教室の空気が濃密になるような気がする。

 その意味でやはり大きな目の人、声に特徴がある人は得かなあと思ってしまう。
 反面、それを生かしきっていない人もいる。
 声の出し方、目の動かし方に特化した研修などはないだろうが、パフォーマンス的な要素についてもっと研修があってもいいように改めて思う。

 教材提示の工夫も大切、コーディネートする学習も必要、しかし子どもたちの力を伸ばす場所へ連れていこうとする教師には、身体というもっとも根本的な資源を生かさねばならないだろう。

 私が会った一流の方々は、ほぼ例外なく声と目が印象的だ。