河出書房新社が出している『文藝』の夏号が、歌人の穂村弘を特集に組んだ。
まだほとんど読んでいないのだが、目次の次の最初の企画がすでに面白い。
「短歌穴埋め問題」である。全部で3問。
穂村ファンを自称する者としては、全問クリアをねらったところだが、答(穂村の作品)をみると、残念ながら1問外した。
その問題がこれ。
呼吸する色の不思議を見ていたら「■よ」と貴方は教えてくれる
(ヒント「漢字一文字」)
音数からいえば、一音だとはわかっていても、ふと頭に浮かんだのは「嘘」という文字。
結構しっくりくるんじゃない、男女の感性の微妙なすれ違いを表しているのではないか…などと少し自信を持っていたが。
正解は「火」。
はあ、なるほど。これはもしかしたら、正反対のイメージかもしれない。また「誰の」呼吸する色を見ていたのか、そのあたりの想像も大きい。
そして今になって、自分がこの歌を最初読んだときに、その色が「七色」というイメージを持ってしまったことに気づく。おそらく「不思議」からイメージしたことか。
つまり自分にとって、嘘は虹色、なのか。
どういう妄想をしているのか、と休日の夜に考える。
まだほとんど読んでいないのだが、目次の次の最初の企画がすでに面白い。
「短歌穴埋め問題」である。全部で3問。
穂村ファンを自称する者としては、全問クリアをねらったところだが、答(穂村の作品)をみると、残念ながら1問外した。
その問題がこれ。
呼吸する色の不思議を見ていたら「■よ」と貴方は教えてくれる
(ヒント「漢字一文字」)
音数からいえば、一音だとはわかっていても、ふと頭に浮かんだのは「嘘」という文字。
結構しっくりくるんじゃない、男女の感性の微妙なすれ違いを表しているのではないか…などと少し自信を持っていたが。
正解は「火」。
はあ、なるほど。これはもしかしたら、正反対のイメージかもしれない。また「誰の」呼吸する色を見ていたのか、そのあたりの想像も大きい。
そして今になって、自分がこの歌を最初読んだときに、その色が「七色」というイメージを持ってしまったことに気づく。おそらく「不思議」からイメージしたことか。
つまり自分にとって、嘘は虹色、なのか。
どういう妄想をしているのか、と休日の夜に考える。