すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

マジでリアルにイイカゲンな脳

2009年07月11日 | 雑記帳
 二度目の脳ドッグである。
 
 数年前に初めて検査をうけたとき、さほど怖くはなかったという記憶があり、そして検査中に熟睡したということもあり、しかも今朝も早く目が覚めて、ということもあり、今回は楽勝気分で出かけていったのだが…。

 閉所恐怖とまではいかないにしろ、ちょっと苦手であるのは確かだ。しかし経験あり、悪い記憶なしという自信めいたものに支えられ、その検査室に行ったところまでは良かったが、なんだか検査技師さんの注意がくどい。

「頭を動かさないでください」
「口も動かしてはいけませんよ」

 口調はやさしいが、これが何度も繰り返される。
 そして、以前の時よりも、頭に巻くバンド状の締め方もきつい気がするし、横たわるスペースも狭くてきついような感じがして…。

 そして繰り返される「頭を動かさないことですよ」「口も動かされませんよ」…

 いよいよ、閉所へ突入。
 目は閉じるが、なんだか不安が大きくなる。
 動悸がする。
 音が鳴らされる。一定のリズムなんだろうが少しずれて聞こえるのは気持ちのせいか。
 カンカンカン、おっと工事現場の音に変わった。これが30分続くのか。

 少し、身体が熱い気がする。きっと血圧は上がっているよ、唇が渇いてきた。
 やばい、顔がかゆくなってきた、どうしよう…我慢我慢、5分ぐらい経ったはずだ、あと25分。

 と思ったら、突然ストップして。
「大丈夫ですかあ」と訊く声。

 少し弱く「はい」と答えると、
「じゃあ始めますねえ」
 えっ何。おい試したのかよお…勘弁してよ。スタートからですか。何をどう考えりゃいいのか…。

 とにかく、いろいろなことを考えていれば眠くなるに違いない。
 ありゃ全然眠気が襲ってこない、どうしたんだ…この状態でこれから30分はきついでしょ。
 また頬のあたりがかゆい。唇がかわいて仕方ない、ああ助けて、と思っていたら、いつの間にか、それは夢なのでした。

 お疲れ様でした。