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立冬~忘れるために書く

2023年11月08日 | 雑記帳
 月曜、読み聞かせ予定日ですがインフルエンザの感染拡大が懸念され…と電話をもらい、中止となってしまった。今回は「ねこ4連発」と題して新旧取り混ぜたラインナップを考えていた。結構迷い抜いた末の構成だったので残念である。中学年相手はしばらく計画がないし、いつなら出来るだろうか。肩透かしだ。


 一方、こども園の方は火曜、水曜と続く。4冊読むが1冊入れ替えた。先月末に読み聞かせて、反応が今一つだったので変更した。宮西達也作品は広い世代に受け入れられるはずだが、年齢によってイメージが難しいものもある。その時わからなくとも…という思いもあるが、やはり「目」が食いつかないと駄目だ。





 今週末の予報に「雪マーク」が見えたので、タイヤ交換をしようと思い立った。足腰には結構な負担だが、自分で出来るうちはやっておきたい作業だ。これで業者頼みをすれば、今後ずっとそうなるだろうから…と予想できる。折しも、亡き友の命日でもある。俺はまだやれるぜ、と心の中で呟いてみるのも悪くない。


 図書館で「雑誌総選挙」という企画を始めた。たくさん予算があれば揃えたいのだが、そうもならない現状を抱え実際は苦しい。さて、この頃自分の雑誌離れが著しい。ただその中で読み込んでいるのが、ミシマ社の『ちゃぶ台』。今回の特集が妙に面白い。「自分のなかにぼけを持て」。これは生き延びるための格言だ。


 必要があり教員現役時代の原稿を見直した。そこで大切なことを思い出す。ある子の行動の意味がつかめなかったのだが、ああそれはこの出来事があったからだと解釈できたのだ。書き留めておいたおかげで、脳内に記憶がよみがえるのは珍しくはない。そう、忘れるために書いているわけだから、と一人納得する。


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