択一式で出題された論点、
これが選択式の空欄になるってこと、
けっこうあります。
ということは、択一式の論点をしっかりと押さえておけば、
選択式の空欄、
かなり埋めることができる可能性があり・・・
ということで、今年も、
「過去問ベース選択対策」を掲載します。
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次の問題の空欄を適当な語句で埋め、完全な文章としてください。
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【 問題 】
1 労働基準法第91条に規定する減給の制裁に関し、平均賃金を算定
すべき事由の発生した日は、減給制裁の事由が発生した日ではなく、
( A )をもってこれを算定すべき事由の発生した日とされている。
2 臨時の賃金等を除く賃金の決定、計算及び支払いの方法に関する事項は、
労働基準法第89条において、就業規則のいわゆる( B )となっている。
3 行政官庁は、就業規則が当該事業場について適用される( C )に
抵触する場合には、当該就業規則の変更を命ずることができる。
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平成25年択一式「労働基準法」問1-A・B・Eで出題された文章です。
【 答え 】
A 減給の制裁の意思表示が相手方に到達した日
※出題時、「減給の制裁が決定された日」とあり、誤りの肢でした。
B 絶対的必要記載事項
※法律上の用語ではありませんが、この言葉は知っておく必要があります。
C 労働協約
※「労使協定」ではありませんよ。