こんにちは、cyunpeiです。
今回は面接指導課程2日目についてです。
2日目の午前中は、雇用保険法でした。
雇用保険法は通信指導課程の課題に沿って、実際に本物の手続書類を見せ
ながらの講義でした。
管轄するハローワークによっては必要書類や様式が違う等手続関係の説明が
中心でしたが、雇用保険関係は社会保険労務士自身が従業員に説明する機会も
あることから、相手はその内容について知らない、ということを前提にわかり
やすい説明を心がけることが大切だと述べておられました。
これは雇用保険関係に限ったことでなく、また社会保険労務士の仕事に限らず
通常の仕事でも必要なことであり、非常に大切なことだと改めて思いました。
2日目の午後は、労働保険徴収法でした。
徴収関係と言うことでこちらも手続関係の話が主でしたが、数字が絡むこと
が多いことから、計算に関する注意点の説明がありました。
例えば、一元適用すべきところを間違って二元適用し、労災と雇用とを分けて
計算してしまうと保険料に誤差が発生してしまうので注意が必要であるとのこと
でした。受験生時代に勉強した端数処理がここで関係してくるわけです。労働
保険料を計算する場合には、厚生労働省のホームページに労働保険料計算支援
ツールがあるので、それを活用するとよいとも言っておりました。事務指定講習
の後、実際にダウンロードして使用してみましたが、専用ソフトを導入してい
ない段階ではこういうものを有効に活用する必要があるのかな、と思いました。
年度更新については、よく間違えやすいポイント、よく確認すべきポイント
を細かく説明されていました。また「申告書の書き方」を必ず一読するよう
アドバイスされていました。
そのほか、改正情報の入手方法や概算保険料申告の際のちょっとしたテクニック、
周辺都道府県の申告書を取り寄せておくと良い等実務に役立ちそうな話もしていた
だけました。
つづく