次のような記事を見ました。
4号機燃料プールは空だった!!
「
つまり、二年前の時点で4号機プールはすでに空であった可能性があるということです。この記事の中にリンクされている二年前の読売新聞では、次のようにあります。
【ワシントン=山田哲朗】米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長は16日、米下院エネルギー・商業委員会で証言し、福島第一原発4号機について「使用済み燃料プールの水はすべて沸騰し、なくなっていると思う」との見解を明らかにした。
使用済み燃料棒が露出した結果、「放射線レベルは極めて高く、復旧作業に影響する可能性がある」とも指摘した。具体的な人体への影響については、「かなり短い時間で致命的になるレベルだ」と述べた。
ヤツコ委員長の発言は、東京に派遣した米国の専門家チームからの情報を基にしているとみられる。米当局が、日本政府や東京電力よりも、原子炉の状況について悲観的な見方をしていることを示した。 2011年3月17日10時04分 読売新聞)
どうなのでしょうか。この時のNRCヤツコ委員長の見立てが正しければ、4号機はとんでもない量の放射能を放出している(いた)はずで、人々は危険で近寄れないはずですから、話があいません。見立てが間違っていないとすれば、現在までに4号機の燃料が殆ど燃え尽きてしまっているということで、そうであれば、日本各地で大量の放射能が検出されたはずなので、4号機の燃料が燃えたのは、事故直後であろうと考えられます。
一方、二年前の別のブログでは、
4号機燃料プールは空だった!!
「
グローバルホークのような無人機開発を日本でも本格化」という記事。
(これは、二年前の記事だと思います。)
その終わりの方に、グローバルホークが4号機の燃料プールが空になっていることを確認したとさりげなく書いてあります。
後に削除された4月19日の毎日放送の記事に奇妙な記述が現れる。
>こうした中、福島第一原発4号機の状態を赤外線で調査した結果、使用済み核燃料の保管プールの外に強い発熱体があるとみられることがわかりました。これは赤外線センサーを積んで上空を飛んだアメリカの無人偵察機や衛星などからの情報を分析した結果、わかったもので、確認を急いでいます。(19日18:35)
http://www.mbs.jp/news/jnn_4678396_zen.shtml
(これは、二年前の記事だと思います。)
その終わりの方に、グローバルホークが4号機の燃料プールが空になっていることを確認したとさりげなく書いてあります。
後に削除された4月19日の毎日放送の記事に奇妙な記述が現れる。
>こうした中、福島第一原発4号機の状態を赤外線で調査した結果、使用済み核燃料の保管プールの外に強い発熱体があるとみられることがわかりました。これは赤外線センサーを積んで上空を飛んだアメリカの無人偵察機や衛星などからの情報を分析した結果、わかったもので、確認を急いでいます。(19日18:35)
http://www.mbs.jp/news/jnn_4678396_zen.shtml
つまり、二年前の時点で4号機プールはすでに空であった可能性があるということです。この記事の中にリンクされている二年前の読売新聞では、次のようにあります。
【ワシントン=山田哲朗】米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長は16日、米下院エネルギー・商業委員会で証言し、福島第一原発4号機について「使用済み燃料プールの水はすべて沸騰し、なくなっていると思う」との見解を明らかにした。
使用済み燃料棒が露出した結果、「放射線レベルは極めて高く、復旧作業に影響する可能性がある」とも指摘した。具体的な人体への影響については、「かなり短い時間で致命的になるレベルだ」と述べた。
ヤツコ委員長の発言は、東京に派遣した米国の専門家チームからの情報を基にしているとみられる。米当局が、日本政府や東京電力よりも、原子炉の状況について悲観的な見方をしていることを示した。 2011年3月17日10時04分 読売新聞)
どうなのでしょうか。この時のNRCヤツコ委員長の見立てが正しければ、4号機はとんでもない量の放射能を放出している(いた)はずで、人々は危険で近寄れないはずですから、話があいません。見立てが間違っていないとすれば、現在までに4号機の燃料が殆ど燃え尽きてしまっているということで、そうであれば、日本各地で大量の放射能が検出されたはずなので、4号機の燃料が燃えたのは、事故直後であろうと考えられます。
一方、二年前の別のブログでは、
2011年3月26日 【産経ニュース】より
原発内部の映像を公開へ 米無人偵察機「グローバルホーク」が撮影
政府は25日、米軍無人偵察機グローバルホークが東京電力福島第1原子力発電所の内部を上空から撮影した映像を公開する方針を固めた。
という当時の発表に対して、
クレーンの下には燃料プールがあり、ヘリに同乗した東電社員は「水面が見えた」と話していたという=東京電力 提供 2011年3月18日公開
とあり、当時の新聞が4号機がカラだという情報を流したが、それは、デマである、と結論しています。
とすると、二年前の新聞などの情報が正しければ、4号機プールはすでに、3/11に核反応をおこし、大量の放射性物質をまき散らした挙げ句にすでに燃え尽きてしまっており、プールは空になっているということが推測されます。もし本当に、4号機プールの核燃料が反応してしまっていて、大量の放射性物質が環境に巻き散らかされたのであれば、その情報を公けに知られるのが困る政府と東電が、4号機ブールの核燃料はまだ無事で、これから取り出しを始める、というウソ芝居を今になってやっている、ということになります。ならば、危険な筈の4号機プールからの燃料取り出し作業も、熟練作業員が減ってきて、準備も不十分なままなのに、前倒しして始めようとした理由もわかります。
一方で、4号機プールの燃料が核反応を起こして燃え尽きたとする証拠もありませんから、4号機ブールの燃料も水もまだ存在しているという公式見解が正しいのかもしれません。
一体、何が本当なのでしょうか。政府もマスコミも信じられない偽装大国の日本です。自分の身の安全に直結する極めて重要な情報の事実関係でさえはっきりしないというのは困ります。
4号機プール、燃料は本当にあるのでしょうか???
原発内部の映像を公開へ 米無人偵察機「グローバルホーク」が撮影
政府は25日、米軍無人偵察機グローバルホークが東京電力福島第1原子力発電所の内部を上空から撮影した映像を公開する方針を固めた。
という当時の発表に対して、
クレーンの下には燃料プールがあり、ヘリに同乗した東電社員は「水面が見えた」と話していたという=東京電力 提供 2011年3月18日公開
とあり、当時の新聞が4号機がカラだという情報を流したが、それは、デマである、と結論しています。
とすると、二年前の新聞などの情報が正しければ、4号機プールはすでに、3/11に核反応をおこし、大量の放射性物質をまき散らした挙げ句にすでに燃え尽きてしまっており、プールは空になっているということが推測されます。もし本当に、4号機プールの核燃料が反応してしまっていて、大量の放射性物質が環境に巻き散らかされたのであれば、その情報を公けに知られるのが困る政府と東電が、4号機ブールの核燃料はまだ無事で、これから取り出しを始める、というウソ芝居を今になってやっている、ということになります。ならば、危険な筈の4号機プールからの燃料取り出し作業も、熟練作業員が減ってきて、準備も不十分なままなのに、前倒しして始めようとした理由もわかります。
一方で、4号機プールの燃料が核反応を起こして燃え尽きたとする証拠もありませんから、4号機ブールの燃料も水もまだ存在しているという公式見解が正しいのかもしれません。
一体、何が本当なのでしょうか。政府もマスコミも信じられない偽装大国の日本です。自分の身の安全に直結する極めて重要な情報の事実関係でさえはっきりしないというのは困ります。
4号機プール、燃料は本当にあるのでしょうか???