百醜千拙草

何とかやっています

スポーツ欄の充実を憂える 

2014-07-25 | Weblog
東日本各地で7/22ごろ、放射線レベルが急激に上昇したという話。(真実を探すブログから)

7月22日午後2時頃から福島県を中心に、東日本の各地で放射線量が一時的に急上昇しました。福島県双葉町では一瞬だけ毎時14マイクロシーベルトを超えるような高い値を測定し、茨城や神奈川などでもその後に平時より高い空間線量を測定しています。福島から関東に放射能が到達するまで数時間程度の時間差があるため、関東圏の上昇は福島の放射能が到達した影響である可能性が高いです。

ただ、放射能の上昇は今日だけではなく、最近は3~4日ほど前から平時より少し高い値を各地で観測していました。昨年8月にも福島原発の瓦礫処理の影響で放射線量が跳ね上がったことがあったので、念の為に当面は放射線量に注意してください。


久しぶりに印刷された日本の新聞を読み、テレビを見ました。いつもはウェブで興味のある部分しか読まないので、こんな状況とは思いませんでした。一番おどろいたのは、スポーツ欄の充実ぶりでした。異常です。高校野球、相撲、プロ野球、サッカー、5面ぐらい使っています。一方、社会、政治面の記事は貧しく、非常に表層的。あとはほとんどゴシップ記事と言ってもよいような、中国食肉業者の杜撰な実態など。福島原発事故に関してはゼロ。3S政策とはよく言ったものです。どの野球チームが勝ったの負けたのというのは、これだけの紙とインクを使って国民に周知させるべきほどの価値のあるものですかね。ま、すべてカネもうけですから、需要にあわせているのでしょうが。

放射能は目に見えませんが、とくに若年者に健康被害をもたらすものです。福島からの放射性物質拡散状況を報道して、注意を呼びかけるということもマスメディアはできるはずです。連中もカネもうけでやっているし、そもそも政府のプロパガンダ機関なのでしょうから、言っても仕方ないことですが、どうでもいいスポーツ記事で重要な問題を目くらましするぐらいなら、そんなマスメディアは要りません。しかし、そんなマスメディアでも商売になるのは、国民がそれだけバカにされているということなのでしょうな。
コメント
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