この程度ではわざわざ見にくる人もいないようだ。
姿は双子のように似ていても、色で個性を主張している。
タンポポを撮そうと構えても、遠景に桜が入る。
少年院の桜も満開。
どこででも桜が見られる陽気が、やっときた。
わずかの風でも桜の花びらが舞い散っているので、少し遠回りをしてみた。
野球場は暖かい日差しを受けて・・ブルドーザーが入り整備中だった。
垂れ方が中途半端で濃淡の違う枝垂れ桜があった。
なんだか元気が良すぎる。
枝垂れ桜は老木にならないと味が出ないのだろうか。
芝生に背の低いタンポポがたくさんあった。
首回りを見たら、ガク状の葉は花にくっついていた。
離れているのと、くっついているのの、どちらが西洋だったか日本だったか。
調べたら、くっついているのが日本タンポポ。
この芝生は希少になった日本タンポポの群生地かもしれない。
芝生の向こうにも桜があり、近づいて撮った。
少年院なのである。
少年院に桜は残酷なのではないか。
刑罰として桜が植えられているような気がしてならない。