山科から京都中心部へ行く五条トンネルを抜けてから横道に逸れ、東山の山中を走って三条蹴上に抜ける五条バイパスを往復した。
台風被害からか通行止の標識があったけれど半分だけしかバリケードでふさいでなかったから、どんどん上がっていくと、峠付近では何本か大木が倒れていた。
1本は道をふさぐように倒れていたけれど車1台が何とか通れる格好なので、枝葉を押し分けながら通り抜けた。
仕事を終えての帰りは余裕があり、停車して状況を撮った。
普通の落ち葉とは違う千切れた青葉が散り敷いていて、抹茶より濃い緑の匂いが充満していた。
強風に蹂躙された森の嘆きなり樹々の叫びなりにたとえてもよさそうだけれど、何とも言えない良い香り。
どういう成分なのだろうと検索したら、青葉アルコールと青葉アルデヒドいう言葉を見つけた。
森林浴をするなら、強風が吹き荒れた後に、青葉アルコールと青葉アルデヒドを嗅ぎに森へ。