自作無農薬野菜を差し上げたお返しに頂いた、手作りシフォン・ケーキ抹茶小倉あずき入り。
『スポーツ界が大揺れしている 』そんな言い回しは北海道での大地震があった直後なので不謹慎になるのかもしれない。
東北大震災での大津波の後、『津波のような』という喩えは、もう使うことができないとブログに書いた。
サザンオールスターズのTHUNAMIという曲は、震災直後から当然ながら放送と演奏を自粛という格好になっていたが、放送は時々されるようになっている。
ただいまのスポーツ界が騒がしい状況を、台風に例えたいけれど、多くの台風被害を間接直接に見聞きするにつけ、これも不謹慎ではないかという気にさせられる。
日大のアメフト部のコーチと監督の酷さは、日大権力構造の酷さまで公になった。
ボクシング界のドンの酷さは、暴力団組長との長年の付き合いが辞任理由になったけれど、日大トップの理事長とも親しく日大客員教授にもなっていた。
事件後に解任されたらしいけれど、たびたびテレビに映るあの男が大学教授として講義をしている姿など想像できない。
直近でテレビを賑わしているスポーツ界の不祥事は、体操界塚原跳び夫婦と暴力的速水コーチと勇気を出した宮川選手のこと。
風向きがどう変わるのかと注目しているけれど、どのような力が働いてどう決着するのか。
いま一番必要なことは、宮川選手のカウンセリングではないかと思われる。
18歳でしかない女子選手に、暴力はあったけれど今まで通りあのコーチとやっていきたいと言わしめた速水コーチは、記者会見で謝罪をしたけれど、これもカウンセリングが必要なのではないかと思われる。
なぜ暴力体質になってしまったのかは、自分もそのようにされて育ったからに違いない。
なぜ体操界は、オリンピック選手に選ぶ側と選ばれる側を同時に兼ねるような不公平を許してしまったのかを掘り下げることも必要だ。
権力を異常に持ってしまったら、存在自体がパワハラ。
隣の国なら、テレビカメラの前で土下座して謝らなければならない事態になっているのに、ヘラヘラ顔と仏頂面の夫婦を見るのは不愉快だ。