鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

風の恐ろしさ  その6(追加1)

2018年09月16日 00時35分00秒 | 懐疑・猜疑・疑義

朝顔は咲いた次の日に、一日しか咲いていられない無念さで口をキュッと結んでいる。

まだまだ台風21号の被害状況が目に入り、耳にすることも多い。
喉元過ぎたと簡単に忘れてはいけない、ものすごい風だったのだ。
私は知人に、秋になったら棗(なつめ)の実をもらう約束をしていた。
そうしたら、『・・怖ろしい風速で・・ナツメ他・・色々ふっ飛んでしまい・・』という連絡があった。
15日0時48分現在の台風22号はフィリピンに上陸しそうで、気圧905hPa風速55m /sとスマホの防災ニュースにでている。
15日15時(日本時間)時点の発表ではルソン島を通過し南シナ海を西に進んでいて、中心気圧は940hPa中心付近の最大風速45m最大瞬間風速65m。
一概に風速と言ったって、ビルがあればビル風となって加速されるように、風を受けやすい(集めやすい)場所とそうでない場所の違いで被害は全く違うようだ。
今の時代だから、気象庁や民間の天気予報会社は、多くの地点での風向風速雨量が自動的に送信されてくるシステムになっているのだろうと思う。
昨今どこにでもある国民監視システムの防犯カメラより観測地点はずっと多いはず。
きっとそうだと思いたい。
いったい風速というのは、ニュースで発表される数値のどれくらい+αがあるものだろう。
最大瞬間風速50mを記録しました・・などとニュースで言うけれど、昔ながらの決められた場所でのことでしかないのではないか?
高潮の被害で関空が大打撃を受け、他所では多数の車が水没し、海水に浸ったバッテリーから火災が発生し・・アメリカではものすごいハリケーンがやってきて、水につかった車の映像もあった。
スーパーコンピューターであらかじめシミュレーションができているのに、なぜ動ける車が高潮で水没するのだろう。
まだ大丈夫だろうとアンダーパスに突っ込んでいく水没事故は最近聞かなくなった。
これは啓蒙活動が功を奏した結果だろうけれど、そういう個々の水難事故ではなく、21号では途方もない規模で高潮被害が出た。
どこの誰にどのように責任を取ってもらおうかと考える人も多いだろうけれど、大概は天災だからと諦めるのだろうか。
大地震が起きた時の想定(シミュレーション)はかなり公表されているけれど、台風の直近の被害予測は正確にしっかりできているはずなのに、こんなにも被害が大きいのはなぜだろう。
しっかり予報を出しているのに、半信半疑で『笛吹けども踊らず』の人が多すぎるのだろうか?
ようやく屋根瓦を固定して台風にも地震にも備えようと私は決心して、ホームセンターに行ったけれど、瓦用シリコンは当たり前のように売り切れだった。
探し回っても今この辺りでは、屋根に上がる各種建築職人と屋根材関連はつかまらないし、品薄品切れだ。
先日会った業者は『もう仕事はいらない・・』とため息をついていた。
風を読むに敏な人間は運を掴むことのできる強者。
大きな出来事があれば、強者はそれを利用してますます強くなり、弱者はますます窮することになる。
過日の全米オープン・テニスでセリーナが審判に執拗に抗議したのは、女性差別に対して戦ったのだというような擁護意見があるそうだ。
女性アスリートの中では世界一稼いでいる選手で、昨年の年収は20億円らしい。
庶民感覚からすれば、女性であることやマイノリティであることなんて彼女にとってはほんの僅かな部分でしかなく、成功した大金持ちがさらなるマネー獲得を目指しての経済活動の一つとして観客を巻き込み自分優位に持って行こうとしているようにしか見えなかった。
セリーナ・ウィリアムズは風を読み間違い、良風を呼び込むことに失敗したに過ぎない。
大坂なおみだって昨年の年収は一億円を超えているそうで、来年は女性アスリート番付二位は間違いなさそうだとか。
キャラが可愛いから、成功した大金持ちというやっかみ感情が起きなくて幸いだ。
コメント (2)
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