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雨ばかりだったので収穫できなかったジャガイモの残りを収穫した。
今年はコガネムシの幼虫が土中にたくさんいて、収穫量が少なく未熟芋が多い気がする。
コガネムシ対策はどういう方法があるのか検索してみると、やはり農薬使用ということになる。
毒性を調べると、やはり使えないという結論になる。
私のやり方だと、プロの歩留まりの2割くらいしか収穫できていないようだが、安全性を考えたら仕方ない。
生物兵器といった感じの、コガネムシの幼虫だけを殺す線虫を使うという方法もあるようだが、大規模生産畑用だ。
画像の大きいアルミたらいの中には、掘り上げている最中に出てきたコガネムシの幼虫をぽいぽい入れている。
植木鉢には出てきた石を入れているのだが、耕運機をかける時にも、畝を作る時にも、土寄せする時にも気づけば取り除いているのに、まだ出てくるかというほど出てくる。
今回はゴム引き手袋をした両手で畝を崩しながら土を掻き回しての収穫だったので、土全体を自分の手で確認したという充実感がある。
陶器の欠片とか錆びた釘とか何か分からない金属片のようなものまで除去することができた。
畑全体の土を両手で掻き回して触ったつもりなのに、終わった後に長靴を履いた足で土を蹴り掻き回すと、けっこう芋も石も幼虫もでてくるから、いい加減にやってたわけではないのに見逃しも死角もあるものだ。
幼虫は出てくるときには、ころんと丸まって動かないが、たらいの中ではもこもこと動き回り潜る土をさがす。
縁は上がれないし陽が照っていたら熱いしでしばらくしたら動かなくなり、ぽい捨てされてその後はアリの餌食。
夕方の涼しくなってからのやつらはいつまでも動き回っていて、先ほど見たら半日過ぎても生きていた。
スズメかヒヨドリかカラスに見つかれば喰われる筈だが、たらいの中に入る勇気のあるやつが居るかどうか。
おそらく私のいない間に何かが起きて消えていくだろうと思われる。
私は昨夜、掘りたて男爵を蒸かしてジャガバタをおいしくいただいた。