大豆ではあるけれど、枝豆として作っているので、どうしたって枝豆の花が咲いたとしか思わない。
味噌汁は毎日作るし、納豆もほぼ毎日食べるし、豆腐も一日置きくらいには食べるし、この頃は豆乳だって冷蔵庫に入れてあるから、大豆は毎日摂取の最重要食材なのに。
滋賀県の湖東に広がる広大な二毛作農地に大豆が作られているのを見たことがある。
枯れているのではないかと見える、カラカラに乾燥して茶色の背の低い大豆が一面に立っていた。
機械で刈り入れをするに違いない均一で整然とした姿だったが、刈り入れ後は麦畑になるのか水田になるのか、観た時季を記憶していない。
大豆(枝豆)は肥料も要らず、連作障害もない手間要らずの作物だから、私でさえほとんど失敗しない。
根に寄生する根粒菌が窒素分を作ってくれるので、肥料をやると葉っぱばかりが茂ることになる。
肥料要らずの連作可能はサツマイモも同様で、この2つは隣り合わせに同じ場所と決めている。
マメ科の特徴たる蝶形花そのものの、何となく漫画的な可愛らしい花が咲きだした。
茎の毛深さは意識したことはないけれど、これも優れた特徴なのだろうか。
もしかしたら、極端に雨が少なくても夜露を毛に付けて水分補給するのかな?
ことによると、この毛で暑さにも寒さにも強いのかな、などと撮ってみて初めて考えてみた。