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空にいるような軽い気分で・・・

全仏オープン・テニス女子ダブルスにおける加藤未唯選手の不運

2023年06月06日 09時42分42秒 | 懐疑・猜疑・疑義


様々な意見や非難がインターネットその他で噴出しているようだ。
試合途中のポイント間に相手コート側へ彼女がラケットで打って送った球がボール・ガールに当たってしまったという不運。
100%故意はありえないのに、相手側ペアが危険行為だと主張して失格を求め、それが認められてしまったという。
不運が重なり思いがけない結果になった。
最も大きい不運は、スポーツマンシップの称賛よりビジネスとしての目先の利益を優先するペアが相手だったという不運。
頭にボールの当たったボールガールが、至極普通の女の子だったので、どうしたら良いか分からずに泣き出してしまった不運。
審判と運営責任者が後先をあまり考えずに、声の大きい側を採用する流されやすいキャラクターであったという不運。
加藤未唯選手があり得ない事態になる前に、過剰なジェスチャーなりパフォーマンスなりで流れを変えることを思いつかなかった不運。
ペアを組んだ選手が弁護に努めて、相手ペアの声を封じるほどに食い下がることを怠った不運。
日本人の美質を表している場合ではなく、加藤選手はインターネットでボールガールに謝罪しつつ、四大大会側に提訴したそうだ。
失格によって賞金もポイントも失ったことを不服とするのは当たり前だが、失格そのものを無効と主張しているはず。
事が大きくなったので相手ペアも大会運営責任者も審判も今頃は慌てているのかもしれない。
進んでしまったことを元に戻すのは難しいだろうけれど、スポーツ界における大きな誤謬として残らないよう善処されるべきだ。

加藤選手は今後、テニス・ボールをボール・パーソンに返すべきではない。
自分がボールを踏んでしまわない距離に転がすだけで、ボール・パーソンが楽なようにとか、試合の流れがスムーズにいくようになどと配慮するのは止めるべし。
それでも自分の打ったボールがたまたま少年少女に当たってしまったら、ひざまずいて彼ら彼女らの目線で謝り、なんだったら土下座したり五体投地をしたって良いのではないですか!?

画像は、およそ1mm半のメダカの卵で、今朝の私は1mm半の命を1つ共喰いから救った。
コメント (4)
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