

シジミ蝶の中では、ヤマトシジミがおそらく一番地味で一般的なのではないかと思われる。
飛んでいる時は青くてきれいなのに、止まっていると羽をめったに開かなくて残念(メスの表羽は黒っぽい)。
貝のシジミ(蜆)にもヤマトシジミがあるそうだけれど、あちらは『大和蜆』と書く。
カタバミ(片喰)が幼虫の食草だそうで、吸蜜はシロツメクサ(白詰草)などとあっても、私が見るのはいつも畑。
肥やし代わりの豚舎敷き籾殻にいつも集っているのは何を吸引しているのか。
豚の排泄したミネラル分かと思われるが、私の鍬が間近に迫ってもなかなか逃げようとせず、こちらが遠慮してしまう。