イギリスとはあまりにも違う国葬になったのが我が国のそれ。
安倍晋三元総理の国葬は、どんなに反対されても、現政権にとってはとりあえず強行してしまえばどうにかなるだろうという思惑だったはず。
言い出したのは麻生副総理だそうで、トリオのもうひとり菅前首相の弔辞はとかくの論を呼んでいるが、本人が書いたのかも知れないお友達ぶりを示していた。
安倍晋三の突然の死は、これでモリカケ桜その他の犯罪が解明されないままうやむやになるのかと残念だったものだが、私怨(あくまでも警察の発表)とされた発砲事件が、モリカケ桜も霞んでしまいそうなとんでもない大犯罪を掘り起こした。
金を吸い上げるためだけのインチキ宗教と持ちつ持たれつ手を組んで、選挙支援から票の割り振りまでやっていたというのだから民主主義が聞いてあきれる。
彼の死因は左肩から入ったとされる銃弾が鎖骨下の動脈を損傷したことによる失血死という発表だ。
事件直後には、意識はあるという誤報を伝えるテレビ局もあったが、倒れたと同時にほぼ即死状態だったと、その後のニュースを見ていたら分かった。
被害者側に立てば、多くの不運が重なり、偶然が偶然を招いた不慮の災難としか言いようのない結果ではあった。
そうして我が国のこの度の国葬は、今までの安倍政権政治のほとんど総てが茶番劇だったことを、大多数の国民に知らしめる締めくくりのセレモニーとなった気がする。
新型コロナウィルスの感染者と死者がいまだに毎日発表されているけれど、コロナウィルス感染症の死者とされている人の死因はどうなのだろう。
特定の死者に関しては、基礎疾患が有ったとか、無かったのに、等々ついでに言われることはある。
先に述べたように、人の死因は複合的な原因が重なってのことだろうに、免疫力の衰えた死にそうな重病人がコロナウィルスに感染して、それが最後の一押しとなったなら、それもコロナの死と数えられてきたのだろう。
他のどんな疾患があっても、死んでからコロナに感染していたことも分かった時点でコロナ死となるのだろう。
何も基礎疾患がない人でも、さまざまな事情で一時的過労状態で体力が落ちていて、運悪くコロナに感染して、複合的に不運も重なって亡くなったとしても、死因はコロナ死となり、それが若い人だったら、ことさら喧伝される。
そういうからくりがコロナの死者数ではないかと思うばかりだ。
安倍のマスクから始まった茶番劇はここにも・・と思いつつもハネッカエリと思われないように、大多数の人にとって外出時のマスクは必需品のままだ。
海外の映像にはマスク姿があまり見られなくなってきたのに、従順な日本人はまだまだマスクをかけ続ける。
特殊な島国ニッポンの状況が早く改善されないかと、春が待ち遠しい。
暑い夏が終わって、ようやく秋が始まったばかりだけれど。
画像は昨日の散歩で見つけた、他所様の庭から道路にせりだしていたザクロ(柘榴)。
割れている実はまだ無かったが、割れたら妙に生々しい犯罪的な赤を見せるのがザクロ。