鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

紅葉を観に行って美しいヤスデに遭遇

2022年10月30日 07時55分33秒 | 




紅葉を観に行こうと、いつもの4人で魚沼スカイラインをドライブをした。
若い頃にこの時季、その当時の友人4人で登った安達太良山の紅葉が素晴らしくて、少々の紅葉には大きな感動を覚えない私なのだ。
それでも、魚沼丘陵の紅葉黄葉はなかなかにすばらしく、谷筋を見下ろす絶景地点で車を停め、送電線鉄塔のない綺麗な稜線と見事な彩りを楽しんだ。
とは言うものの、むしろ足元目先の小さなことを発見して喜ぶことの多いのはいつものことで、今回は大きなヤスデに目を奪われた。
掴むとゼンマイのようになってしまう小さな黒いヤスデとは違い、5センチ位もあって、オレンジ色がすばらしい。
捕まえて掌に載せ観察する私に女二人は、『気持ち悪い、よくそんな事をするねぇ』と嫌がり『車には持って来ないで』と非難する。
仕方ないので地面に戻して2枚しか撮らなかった画像から調べると、汽車を走行不能にしてしまうこともあるという有名なキシャヤスデ(汽車馬陸)。
何年かに一度大量発生して線路を覆うと、油で車輪が空回りして進めなくなるという珍事が発生する。
ゆっくり蒸気機関車が登っていく急勾配の線路のあった時代の話なのだが、汽車が走る頃になってようやく名が付いたということか。
そんな時のため、汽車には線路上に撒く滑り止め用の砂が積まれているということだった。
この話は知っていたけれど、現物を初めて見たので持ち帰りたかったけれど、仕方ない。
もし大量発生とまではいかなくても、いくらでもいるところに遭遇したら、何匹か持ち帰って飼ってみたいものだ。
1年に一回しか脱皮しなくて7年目に交尾のために同時期大量発生するとかいう話だから、長生きで綺麗で観賞用に相応しい気がする。

コメント (2)
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