サツマイモは石油ストーブの上で焼き芋にするに限るという結論に達して、しっとり系のシルクスイートを作っている。
ほくほく系のサツマイモも少しだけ鳴門金時を植えたのだけれど、こちらは育ちが悪いような感じなので、もう少し置いてから掘る予定。
シルクスイートは、少し離れた2箇所に作っていて、先日掘り上げた畝の分は画像を残しておこうという気になれない出来だった。
変に育ち過ぎが多くて、コガネムシに舐められたと思われるアバタもかなりある。
以前、同じ場所で作ったしっとり系の安納芋がそうだったように溝がついているようなでこぼこのものもある。
それに較べたら、昨日掘ったものは、今まで作ったサツマイモの最高傑作と思われる器量良しが多い。
大きすぎないのが良くて、お隣さんが同時刻に自分のとこのを掘っていたベニアズマと2個ずつ物々交換した。
うちのはすべすべ、あちらさんのは毛深くて、女芋と男芋みたいな様子なのだが、味見は充分に熟成させた後の冬だ。
ベニアズマの方が美味しいと感じたら、来年はそっちに変えるつもり、そのあたりの変わり身ははやい。
3枚目の小山2つの画像は、近くの農業法人が持って来てくれる無料の籾殻と、ブルーシートをかぶせた豚糞もどき。
産業廃棄物でしかない籾殻なので近くなら喜んで持ってきてくれるのだが、養豚場の主は自家用2トンダンプカーで農業法人へ引き取りに何往復もするそうだ。
そうして籾殻は豚の敷き藁になり、糞尿が交じるとそれは積み上げて発酵させてから、1杯5,000円で持ってきてくれるという仕組み。
サツマイモ作りは、肥料も石灰もいらないし連作障害もない。
ただ、今年の出来不出来にどんな差があったかを考えると、籾殻を充分に入れたかどうかと畝を高くしたかどうかが大きいような気がする。
雪が降る前に籾殻をたくさん被せ、耕運機で掻き回すべしだ。