和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

優しくて誠実な女の子だが。

2019-10-08 | 産経新聞
産経新聞2019年10月5日の記事が印象に残る。

印象に残るので引用しておきます。
短い文なので、まずは引用。
【ロンドン=板東和正】とあります。

「学校を休んで地球温暖化対策を訴えてきた
スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)
とロシアのプーチン大統領の応酬が話題になっている。
 ・・・・・・
ロイター通信などによると、プーチン氏は2日に
モスクワで開催されたフォーラムに出席した際、
『がっかりされるかもしれないが、トゥンベリさんの
発言に感動する人たちに共感はしない』と話した。

『誰も彼女に世界の複雑さや多様性を教えなかったのだろう』
と指摘し、『途上国に太陽光発電を強要するとコストの問題は
どうするのか』などと訴えた。その上でトゥンベリさんを
『優しくて誠実な女の子だが、情報に乏しい』と批判した。

トゥンベリさんはすぐさま反応。・・・・」

同日の産経新聞の産経書房欄
「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」。
こちらにも、グレタ・トゥーンベリさんが登場しておりました。
ならべて引用しておきます。

「9月23日、小泉進次郎新環境相も出席した
国連の『気候行動サミット』。

『私たちは絶滅にさしかかっているのに
あなたたちが話すのは金のこと』
『あなたたちは«悪»だ』
『決して許さない』
と大演説をぶったスウェーデンの16歳の少女、
グレタ・トゥーンベリさん。

周囲を睨みつけるあの表情、実に嫌な感じがした。
が、そういうことは指摘もしにくいし、
大メディアは一切報じない。どころか、
朝日などは社説で持ち上げる始末だ。
 ・・・・・
呉智英さん(評論家)の意見。
〈「仮に人間の生活が化石燃料を軸とするものから、
クリーンなエネルギーによるものに変われば、
そこに莫大な利権が生まれます。
たとえばグレタさんが純粋な気持ちで活動していても、
背後には虎視眈々と利権を狙うエコロジストや
エネルギー企業のビジネスマンが控えている。
結局、グレタさんの意見は先進国の一部の人間に
とって都合の良いことばかりなのです。

さらに、エコロジーは限りある資源をどう分配するか
という問題に行き着く。これは極めて政治的な課題で、
綺麗ごとではなく妥協と忍耐で解決するしかありません。
 
・・・・・・」

ということで、
週刊新潮(10月10日号)の見出しには
「世界が賞賛する16歳活動家『グレタさん』への違和感」。


何年かして、またグレタさんの消息が
新聞に載ることがあるのでしょうか?

10月5日の産経新聞一面は首相所信表明とあります。
「第200臨時国会4日召集され、安倍晋三首相は
衆参両院の本会議で所信表明演説を行った。
首相は少子高齢化の克服を『最大の挑戦』と位置付けるとともに、
憲法改正に向け国会の憲法審査会での議論を進めるよう促した。
 ・・・・」
4面には所信表明演説全文。
コメント (2)
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