和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

ビニールシート。

2019-10-03 | 地域
出かけたついでに、台風被害の様子を車でたどりました。
東京行の高速バス乗り場脇の、枇杷倶楽部では、
三階ほどの高さに、シンボルの塔があり、
鉛筆のとがった先のような屋根のトタンがきれいにはがれ、
骨組みがあらわ。半キロほどはなれた富浦体育館の屋根も
角の方がはがれておりました。
普通に見過ごせば、通り過ぎてしまうのでしょうが、
屋根にビニールシートかぶせてあり、その多さに気づかされ、
被害が内陸の方まで及んでいたのがわかります。

枇杷倶楽部の周辺のビニールハウスでは骨組みがグニャリ。
富浦駅前通りは、台風の通り道だったのでしょう。
両側が均等に被害が及び、健在だった新家屋が、
私には、かえって被害のいたましさを思わしめます。

そのまま、鋸南町の方へと道沿いに車でみてゆくことに
漁港では、屋根ごと吹き飛ばされた箇所もあり、
あるセブンイレブンでは、内部がきれいにとりはらわれて
解体作業をしている最中。
場所によっては、ファミリーマートが1キロほど先にあって、
そちらは、営業中(ドアの脇のガラスがふさいでありました)。

それらに比べると、わたしの町内では、被害は少なかったと
いえるかと思います。
わたしの家は、ベニヤにして6~7枚ほどの二階の屋根が
飛ばされて二階のベランダの手すりも根こそぎでした。
地元の大工さんが、ここは屋根が飛んだからと
優先して直していただき、9月中にそれが完了。
トタン屋根で、大工とトタン屋さんと二人で
きちんと仕事をしていただきました。

大工さんによると、トタンは、在庫がこれで最後だと
いうことで、しばらくは入荷待ちとなるそうでした。
ありがたい。これで雨漏りから解放。

それとともに、いまだビニールシートでの家が多々あるので、
ひとり喜ぶわけにもいきません。
天井はところどころ抜けてやぶけていますし。
畳は上げたままになっております。
晴れた日は、窓を開け放して風通しをよくし。
などと心がけております。

今日、隣りでは、業者にたのんで、
畳の処分を決めたようです。

ちかくのガソリンスタンドのおやじさんに
聞いたのですが、ご自身の自宅は、
スタンドの裏に瓦屋根の二階屋があり、
そこに飛んできた屋根が二階の瓦にあたり、
二階の窓をこわし、一階の瓦と窓とを
こわしてしまったそうです。

おやじさんの話では、一階の雨戸とガラス戸とが
われて、室内にガラスが散乱し、
雨どいが飛んでしまったので、
屋根から落ちてくる雨などが風の勢いで
室内に勢いよく打ち寄せていたそうです。
朝まで動くに動けず、一人ですごしていたそうです。

近くに息子さん夫婦がいたので、幸いでした。
ガラス屋さんもかけつけ、戸袋をふくめて
メチャクチャだったと言っていたそうでした。

とりあえず、雨戸を修復された家を見せていただきました。





コメント (2)
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