夕刊フジ11月15日の二面。
江崎道朗氏の連載1回目。
はじまりはというと、
「近いうちに戦争を仕掛けられるかもしれない。
あるいは、戦争に巻き込まれることになるだろう。
そう考えて日本政府は、その準備を始めた。
9月22日、岸田文雄首相は官邸に、
『国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議』
を設置した。その趣旨には『有事』、つまり戦争を想定した
『総合的な防衛体制の強化と経済財政の在り方』を
検討することだと書いている。・・・・・・
9月30日、岸田首相が出席した第1回会議では、
『自衛隊だけでは国は守れない』という・・発言まで飛び出した。
・・・これらの発言を受けて浜田靖一防衛相はこう発言している。
『これは、わが国への侵攻を防げるか防げないのか、
国民を守れるのか守れないのかという問題であります。
中途半端なものでは降りかかる火の粉を払うことはできません。
・・・われわれに残された時間は少ないと考えます。われわれは
直ちに行動を起こし、5年以内に防衛力の抜本的強化を実現しな
ければなりません。』
今年に入って、北朝鮮のミサイル発射を受けて
Jアラートという名の『空襲警報』が鳴り響くようになった。
・・・・
限定的とはいえ、米国の機密情報を知り得る浜田氏が
政府の公的な会合で、『われわれに残された時間は少ない』
と述べたことを軽んじてはなるまい。 」
夕刊フジには、こういう文が情報として載っておりました。