和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

令和3年度の歴史教科書。

2020-03-26 | 産経新聞
昨日の産経新聞(3月25日)の一面は
「教科書に『従軍慰安婦』復活」という見出し。
つぎに、こうありました。

「文部科学省は24日、令和3年度から中学校で使われる
教科書の検定結果を公表した。合格した社会科の歴史教科書では、
平成16年度検定以降は使われなくなっていた『従軍慰安婦』の呼称が
復活。先の大戦で日本軍が『沖縄を「捨て石」にする作戦だった』などの
記述もあり、一部の自虐色が強まる傾向がみられた。」

以降には「つくる会など4点不合格」として書かれておりました。

さてっと、今日の産経新聞(3月26日)一面コラム産経抄。
そのはじまりから引用。

「何度も書いてきたことだが、
『従軍慰安婦』は戦後の造語である。
慰安婦が従軍記者のように、直接軍の管理下に
あったかのような誤解を与えてきた。
このいかがわしい呼称が、中学校の歴史教科書で
使われるようになったのは、平成9年からだ。
  ・・・・・・
教科書の記述の偏りに危機感を強めていた言論人は、
『新しい歴史教科書をつくる会』を発足させた。
自民党の若手議員も立ち上がった。
『歴史教育のあるべき姿は、自身が生まれた郷土と国家に、
その文化と歴史に、共感と健全な自負を持てるということだ』。
その一人だった安倍晋三首相の発言である。

平成16年度の検定以降は使われなくなっていた
『従軍慰安婦』が、令和3年度の教科書で復活する。・・
一方で、『つくる会』が執筆する教科書は不合格となった。
一体、何が起こっているのか。・・・・・・」

はい。新聞をよくは読まないのですが、
今日の産経新聞は、ついつい拾い読み。
まずは、一面の見出し。
「都、週末の外出自粛要請」

「感染拡大を続ける新型コロナウイルスをめぐり、
東京都は25日、新たに41人の感染が確認されたと
明らかにした。感染者の急増を受け・・・・
平日はできるだけ自宅で仕事を行い、
夜間も外出を控えるように求めた。・・・」

「阿比留瑠比の極言御免」は、
加戸守行前愛媛県知事の訃報に触れて、

「加戸氏といえば県知事としての体験を通し、
学校法人加計学園の獣医学部新設計画を
めぐって認可手続きの正当性を訴え、
次のような論陣を張ったことが印象深い。

『日本獣医師会に一切メスを入れないというのは、
不思議な国会だ。徹底的な「悪」は、既得権益を死守
するために獣医学部の新設をつぶしてきた獣医師会
なのだが』

このあとに阿比留さんはつづけます。

「・・・記事によると加戸氏は昭和57年、
マスコミが一斉に文部省が教科書検定で
日本の『侵略』を『進出』に書き換えさせたと
大誤報した『教科書誤報事件』(産経新聞は訂正)の
際の官房総務課長だった。

加戸氏はマスコミ各社に
『こんな誤報を流してあなた方は恥ずかしくないんですか!』
と迫ったが、記者たちは産経新聞を除いて
口を拭って間違いを正そうとはしなかったという。
その結果・・・・・・・」

うん。今日の産経新聞は月刊Hanadaの全面広告。
その広告の左側見出しは「詭弁、逆ギレ玉川徹は何様だ」
その脇にこうありました。
「当て推量で、口から出まかせ、事実に基づかない
政府批判を繰り返すテレビ朝日社員の大罪!」。

うん。月刊誌が間違いのルーツを探っております。
新聞は隅から隅まで読まない私ですが、オピニオン欄の
西岡力氏の正論欄の文章も読めてよかったです。

あなたは、どんな記事を読みますか。
今日の産経新聞は読みどころ満載。
こういう、コラム・連載・オピニオンを
読めることのしあわせ感があります。

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