和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

返事の手紙。

2021-02-06 | 詩歌
丁寧なお葉書をいただいたりして、
返事を書こうと思っていたのですが、
いつものように、そのままになって、
日だけが過ぎておりました。

ぞんざいな、文字のなぐり書きでなら、
ぞんざいな、ため口でなら書けるのに、

なんておもっているうちに日が過ぎる。
この、土曜・日曜日で書いてしまおう。

何とか、はずみがつけば、
ということで、きっかけ
に、この詩を置いてみる。
  

      てがみ    岸田衿子

  どうしていますか
  こちらは まひるの星が出ています
  つかれましたか
  もうじき 新しい椅子が届きますよ
  いま 南に向いた岬では
  さやえんどうの出荷です
  午后は 雨です
  なに色の傘さして でかけますか
  夕かた 林の道の奥で
  オーボエがなるのを聞くでしょう

  



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8 コメント

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Unknown (kaminaribiko2、)
2021-02-06 09:39:10
岸田衿子なつかしいです。
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詩集と装幀 (和田浦海岸)
2021-02-06 09:53:35
こんにちは。
カミナリビコ2さん。

岸田衿子の詩集
「あかるい日の歌」(青土社・昭和54年)を
持っています。カバーはとっくになくなり、
表紙のクリーム色も手垢まじり。
この本の装幀は安野光雅。
表紙をひらいた次の見返し(きき紙と遊び)
には、切手を貼られた封筒の絵があって、
扉に、封筒を開いた図柄に、題名がある。

うん。いま気づくのですが、
安野光雅さんは、この詩集自体を
手紙に見立てていたのかもしれないなあ。
とそう思える装幀でした。
返信する
Unknown (kaminaribiko2、)
2021-02-06 10:00:58
なるほど!

出版されたときは随分話題になったでしょうね。
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う~ん。 (和田浦海岸)
2021-02-06 10:16:18
う~ん。

わたしのなかでは、
話題とは縁遠い詩人としてあります。
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手紙 (きさら)
2021-02-06 17:56:12
私は手紙を出すのも 頂くのも好きです。
先週は 二通書きました。
恩師の100歳のお誕生日祝いと もう一通です。
書くことは好きですが
段々字をうまく書けなくなってきました。
うまく~というのは 上手という意味ではなくて
なめらかにというのか。。。

和田浦海岸さんも
はずみをつけて 書いてくださいね~
もう書き終えたのかなあ。。。

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乱筆乱文ご容赦。 (和田浦海岸)
2021-02-06 23:36:24
こんばんは、
きさらさん。

まだです。
そそくさと、乱雑な、
いつもの文になりそうです。
乱筆乱文ご容赦ください。
というのです。
はい。まだ書いておりません。
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結局は、 (和田浦海岸)
2021-02-07 13:24:18
きさらさんへ。

2月7日午後1時過ぎに
手紙書きました。推敲はせず。
そのときのままに、封をして、
乱雑でもいいやと、ポストへ。
丁寧に書ければよいのですが。
いつもこんな調子になります。

御心配おかけました。
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手紙 (きさら)
2021-02-07 17:53:47
ご報告
ありがとうございます。!(^^)!

私も 特別気の張る人に出す以外は
下書きなしで いきなり手紙です。
字を間違ったら 塗りつぶしています(笑)

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