昨日朝会社に行こうとしたら、マイケルが呼吸のないまま病院に運ばれたというニュースが流れていた。驚いた。そしてまもなく死亡が伝えられた。同世代としては、ショックである。奇怪な行動が全世界の注目を浴びていた。その注目も皆が彼を愛していたからだと思う。
手元の資料ではジャクソン5が全米ヒットチャートno.1に最初になったのは、1970年の1月である。日本題「帰ってほしいの」。その前後がポールニューマンとロバートレッドフォードの映画「明日に向かって撃て」の主題歌「雨にぬれても」と何度もいろんな歌手に歌われた「ヴィーナス」の両曲である。次の「ABC」がヒットチャートNO.1になったとき破ったのはビートルズの「レットイットビー」である。その前のNO.1が「明日に架ける橋」と超有名曲が続く。
そういう並みいる名曲を破って全米NO.1を、日本でいうと小学生の時に勝ち取ってから、ざっと40年近く活躍してきたことになる。本当に良くがんばったと思う。 結局は4曲でトップの連勝記録は途絶えたが、5曲目の「NEVER CAN SAY GOOD BYE」がすきだった。個人的にはそのあたりから彼らを注目するようになる。
声変わりも経験して、彼の活躍が顕著になるのは「オフザウォール」からであろう。クインシージョーンズとの出会いは彼にとっては大きかったと思う。ディスコ大全盛の時代であったが、彼は非常に光っていた。
そして世紀の傑作「スリラー」はレコードが擦り切れるほど聴いたし、車の中でも聴きまくった。これを聴きながら首都高を走るのがすきだった。「スリラー」のプロモーションフィルムのマイケルを想像して、聴いているとスピードが加速された。 死んだ父も好きだった。親父にもあの世で聴いてほしい。そしてあの世で「スリラー」のダンスを見せてやってほしい。
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