山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ブルームーン・・・ならず、赤城山地蔵岳  平成24年9月2日

2012年09月06日 | 日本百名山
 8月31日と9月2日の夜は2日間続けて満月になるブルームーンと呼ばれる月が昇る夜だった。赤城山は関東平野のいちばん北側に位置する山で、ここからは前橋市の夜景をはじめ、天気が良ければ関東平野を一望でき、富士山まで見ることができると聞いた。テント規制が無いとはいえ、山上テント泊は決して好ましいこととは言えないが、ブルームーンが照らす特別な夜だけに、今宵は山上で夜景を見ながら寝ることにした。
 小沼に移動して最短距離(約30分)のコースで地蔵岳を目指す。2人用と1人用テント1張りずつを張る予定だったが、2人用テントポールを忘れ、止む無く1人用2張りとビバークツエルト1人用を張ることになる。6時過ぎから登り始めたので、山頂に到着したのは日没過ぎ。平らな場所を探してヘッドライト点灯してテントを張ることになる。途中で月が昇り始めたのが見え、さらに霧の切れ間から町明かりが見えた。今宵の夜景と月を期待しながら夕食をとるが、7時半を過ぎた頃から霧が深くなり、うっすらと霧を通して見えていた月は見えなくなってしまった。さらに夜景も全く見えない状態になる。霧が晴れることを期待して8時半にツエルトに潜り込んで寝る。
 目が覚めたのは未明1時半。外を見ると相変わらずの深い霧で何も見えない。さらに2時半にもう一度外を見るが状況は変わらない。外が明るくなりはじめた4時半に起床して外に出る。電波塔の立ち並ぶ山頂周辺を散策するが視界が悪くて下界の様子は全く見えない。期待していたブルームーンと夜景は不発に終わってしまった。

    霧の巻く地蔵岳電波塔


    薄明の地蔵岳山頂


    山頂の看板と鉄塔


    眼下に夜景が広がるはずだったのだが・・・


    地蔵岳だけに地蔵が立ち並ぶ。


    山頂のケルンと三角点

 5時半、他のメンバーを起こして朝食にする。天候が悪いのであまり登って来る人はいないだろうが、早々にテント撤収して6時半には下山開始する。といっても20分とかからずに小沼駐車場に到着してしまうのだが、いろいろ花が咲いていたので私だけ三脚を担いで撮影しながらゆっくりと下山した。7時20分、駐車場に到着。


    キオン


    アキノキリンソウ


    ツリガネニンジン


    ワレモコウ  これを見ると秋を感じる。


    マツムシソウ


    ウメバチソウ  けっこうたくさん咲いてました。こんなところに・・・と言ったら赤城山に失礼。

 時間が時間だけに入浴施設もまだ開いていないだろうが、ひとまずは温泉をカーナビで探して行ってみることにする。赤城温泉の某宿に行って交渉すると、日帰り入浴は10時半からだそうだが、コンサートが午後2時からあって待っていられない事情を話すと、時間制限付きで入浴させてくれた。さっぱりしたところで、今度は蕎麦屋を探して行ってみるが、午前10時ではまだ始まっておらず、11時のところを10時半に店開きしてくれるとは言われたものの、あきらめて高速道路のサービスエリアで食事することにした。
 12時半、コンサート会場の川越市市民会館に到着、まだ開場まで2時間もあり、川越の町を散策する。古い城下町で昔を偲ばせる建物や商店街が残されている。川越高校の学園祭が盛大に開催されており、そちらにも立ち寄ったが人が多すぎて校舎内に入れず、山岳部の催し物会場まで行くことができなかった。
 
 今回のヴァイオリンコンサートの川井郁子さんは日本でも有数のストラディバリウス奏者だ。演奏も素晴らしいが容姿も淡麗だ。お気に入りの「水百景」や「ジュピター」、さらに最新曲の「ブルーバード」(11月公開、吉永小百合主演映画のテーマ曲)など10数曲をすっかり酔いしれて聞かせていただいた。サイン会では丁寧に一人一人挨拶して握手されており、人柄の良さも伺えた。


    川井郁子さんのCD「Appassionato」ジャケットと自筆のサイン


 さて、次回の群馬界隈の山は10月連休、これも1966カルテットコンサートとセットの予定。りゅう座流星群が来ている日なので天気が良いことを祈りたい。
コメント (2)
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