近そうだがなかなか行けない山、丹沢山系。早起きが苦手な私にとって、早朝から日帰りで丹沢の山に登ることはとてつもなく難しい。そこで、神ノ川から入山して1泊で檜洞丸から蛭ヶ岳を周回する計画を立てた。業務が心配だったが、1日(金)までにはなんとかなりそうだったので、入山2日前の31日に青ヶ岳山荘の宿泊予約をとった。
何故に檜洞丸か?蛭ヶ岳まで行くことも可能だが、11月2日は檜洞丸山頂で夕暮れのダイヤモンド富士が見られる日だった。この山の界隈から見る夕暮れダイヤは以前から狙ってはいたが、なかなか日程があわずに来られないままになっていた。天気予報では晴れだったが、なにせ海からの湿った風で雲が巻き易い丹沢の山、果たして夕暮れダイヤが見られるのかどうか?
山梨病院6時集合し、Uさんと2人で出発する。中央道を藤野インターで降りて神ノ川に着いたのは8時ごろ、以外と早く到着した。ここには綺麗な公共トイレが設置してあるが、神ノ川ヒュッテの駐車場は有料で、皆ゲート前の路上に車を止めている。既に7~8台の車が止まっていたが、その列の間に止めさせてもらう。この神ノ川からは犬越路に至る東海自然歩道、ヤタ尾根を経て檜洞丸手前の笹ヶ峰に至る道、そして反対側の袖平山、姫次を経て蛭ヶ岳に至る3本の登山道が分かれている。今回は東海自然歩道を通って犬越路を経て檜洞丸に至る道を行く。

神ノ川ヒュッテ。この横を通って登山道に入る。

この沢沿いに道が通っている。橋を渡って右側(左岸)を登る。

再び橋を渡って対岸へ。ここから尾根に取り付く急登となる。

崩落地があり、ルートが変更されているらしい。しかし、この先にも道標とテープがたくさん付いている。

枯れた沢を登る。

もうすぐ犬越路。紅葉の登山道。
ヤタ尾根経由よりも1時間ほど余計に時間がかかる犬越路ルートを選んだのは、新しくなったという避難小屋がどんなものか見たかったこと、それと大室山への縦走路の様子を見ておきたかったことがある。話に聞いていた通り、犬越路避難小屋は新しくて綺麗で、トイレもあり、小屋の中はピカピカに掃除されていた。水場が無いのが難点だが、快適に過ごせそうな小屋だった。

犬越路。向こうに見えるのが避難小屋。

犬越路避難小屋の中。ピカピカに掃除されている。熊避けのバクチクまで置いてあった。
10時10分犬越路到着し、ここで30分ほど大休憩。昼食には早いが、荷物軽量化(といっても小屋泊りなのでさほど重くはないが)ここで持ってきたコンビニの弁当を片付ける。予想していた通り、山の上は雲で覆われていて眺望が悪く、富士山は全く見えそうに無い。谷間の紅葉が見事だが、陽が射し込まず写真に撮るといまいちの色調になってしまう。

これから進む檜洞丸への尾根道。雲がかかっている。

谷間と山腹の紅葉が見事だが、陽が射し込まず色が生えない。

丹沢らしいブナの森

散り残っていたブナの紅葉

綺麗な紫色の花一輪。ミヤマシャジンか?

赤い実の成る木。何の木??
丹沢には綺麗なブナの森が広がるが、先日の台風の影響か、残念ながら稜線のブナの葉はほとんど散ってしまっていた。道が良く整備されているというイメージの強い丹沢だが、このルートは何本か長い鎖のある崖登りのようなところがあった。大コウゲというピークの手前はかなりの急登になっている。そして、その周辺には5枚の葉が付いたツツジが紅葉しており、これこそがこのあたりの名物、シロヤシオツツジだろう。

鎖場。ハシゴ場と混ざって何本か連なってある。

大コウゲ手前の岩と紅葉

大コウゲ山頂付近のブナの倒木。気象の厳しさがうかがえる。

霧につつまれたブナ林

ヤタ尾根分岐。向こうに立つ小屋は登山道整備の方のための小屋。

笹ヶ峰山頂の巨木

鎖場とゴヨウツツジ(シロヤシオツツジ)の紅葉
笹ヶ峰を過ぎたところで、木道の階段の工事が行われていた。それも、一人で黙々と作業をしている。その先には新しい階段が伸びており、大変な労力だったことだろう。頭が下がり、「ありがとうございます」とお礼を言って通過させてもらう。相変わらず雲が巻き、当たりは真っ白で何も眺望が利かない。富士山はどこにあるのだろうか?午後2時、檜洞丸山頂に到着する。しばらく山頂をうろうろしていたが、晴れてきそうもないので山頂直下にある宿泊地青ヶ岳山荘に入って休むことにする。

山頂に続く木道の階段。まだ整備されたばかり。

檜洞丸山頂で記念撮影。霧で霞む。

宿泊地青ヶ岳山荘。
青ヶ岳山荘は小屋の中に掘りゴタツがあるファミリアルな小屋だった。おかみさんが一人で切り盛りされているが、いろいろと面倒を見てくれる60才くらいの男性の方がいて、小屋のお手伝いさんかと思ったら常連のお客さんだった。10年間、毎月のようにこの小屋に来られているそうで、丹沢の山のことを知り尽くしていた。ルートの事、水場の事、撮影場所の事など、この方からいろいろとアドバイスをいただき、たいへん参考になった。そしてダイヤモンド富士になる夕方4時過ぎ、一緒に山頂の向こう側の展望地に行き、三脚を並べてダイヤモンド富士を待ったが、雲を透かして一瞬太陽が姿を現したのみで富士山は姿を現すこと無く日が暮れてしまう。

山に雲が巻き、富士山は雲の中。下界では青空が見えているのかもしれない。
小屋に戻って夕食となる。配膳や片付けは少しだけ手伝わせていただいた。そしてコタツで暖をとりながら宿泊客の人たちと山談義、花談義が始まる。沢登りや冬山を普通にこなすハイレベルのお客さんもいた。いろいろ教えていただいた男性は、私と同業の医療関係者、薬剤師さんと聞き、たいへん驚いた。
翌朝は4時前に起床して再び山頂から富士山、そしてオリオン座と冬の大三角形を狙ってみたいと思う。天気予報が変わり、明日は晴れそうだ。期待して8時に寝る。
何故に檜洞丸か?蛭ヶ岳まで行くことも可能だが、11月2日は檜洞丸山頂で夕暮れのダイヤモンド富士が見られる日だった。この山の界隈から見る夕暮れダイヤは以前から狙ってはいたが、なかなか日程があわずに来られないままになっていた。天気予報では晴れだったが、なにせ海からの湿った風で雲が巻き易い丹沢の山、果たして夕暮れダイヤが見られるのかどうか?
山梨病院6時集合し、Uさんと2人で出発する。中央道を藤野インターで降りて神ノ川に着いたのは8時ごろ、以外と早く到着した。ここには綺麗な公共トイレが設置してあるが、神ノ川ヒュッテの駐車場は有料で、皆ゲート前の路上に車を止めている。既に7~8台の車が止まっていたが、その列の間に止めさせてもらう。この神ノ川からは犬越路に至る東海自然歩道、ヤタ尾根を経て檜洞丸手前の笹ヶ峰に至る道、そして反対側の袖平山、姫次を経て蛭ヶ岳に至る3本の登山道が分かれている。今回は東海自然歩道を通って犬越路を経て檜洞丸に至る道を行く。

神ノ川ヒュッテ。この横を通って登山道に入る。

この沢沿いに道が通っている。橋を渡って右側(左岸)を登る。

再び橋を渡って対岸へ。ここから尾根に取り付く急登となる。

崩落地があり、ルートが変更されているらしい。しかし、この先にも道標とテープがたくさん付いている。

枯れた沢を登る。

もうすぐ犬越路。紅葉の登山道。
ヤタ尾根経由よりも1時間ほど余計に時間がかかる犬越路ルートを選んだのは、新しくなったという避難小屋がどんなものか見たかったこと、それと大室山への縦走路の様子を見ておきたかったことがある。話に聞いていた通り、犬越路避難小屋は新しくて綺麗で、トイレもあり、小屋の中はピカピカに掃除されていた。水場が無いのが難点だが、快適に過ごせそうな小屋だった。

犬越路。向こうに見えるのが避難小屋。

犬越路避難小屋の中。ピカピカに掃除されている。熊避けのバクチクまで置いてあった。
10時10分犬越路到着し、ここで30分ほど大休憩。昼食には早いが、荷物軽量化(といっても小屋泊りなのでさほど重くはないが)ここで持ってきたコンビニの弁当を片付ける。予想していた通り、山の上は雲で覆われていて眺望が悪く、富士山は全く見えそうに無い。谷間の紅葉が見事だが、陽が射し込まず写真に撮るといまいちの色調になってしまう。

これから進む檜洞丸への尾根道。雲がかかっている。

谷間と山腹の紅葉が見事だが、陽が射し込まず色が生えない。

丹沢らしいブナの森

散り残っていたブナの紅葉

綺麗な紫色の花一輪。ミヤマシャジンか?

赤い実の成る木。何の木??
丹沢には綺麗なブナの森が広がるが、先日の台風の影響か、残念ながら稜線のブナの葉はほとんど散ってしまっていた。道が良く整備されているというイメージの強い丹沢だが、このルートは何本か長い鎖のある崖登りのようなところがあった。大コウゲというピークの手前はかなりの急登になっている。そして、その周辺には5枚の葉が付いたツツジが紅葉しており、これこそがこのあたりの名物、シロヤシオツツジだろう。

鎖場。ハシゴ場と混ざって何本か連なってある。

大コウゲ手前の岩と紅葉

大コウゲ山頂付近のブナの倒木。気象の厳しさがうかがえる。

霧につつまれたブナ林

ヤタ尾根分岐。向こうに立つ小屋は登山道整備の方のための小屋。

笹ヶ峰山頂の巨木

鎖場とゴヨウツツジ(シロヤシオツツジ)の紅葉
笹ヶ峰を過ぎたところで、木道の階段の工事が行われていた。それも、一人で黙々と作業をしている。その先には新しい階段が伸びており、大変な労力だったことだろう。頭が下がり、「ありがとうございます」とお礼を言って通過させてもらう。相変わらず雲が巻き、当たりは真っ白で何も眺望が利かない。富士山はどこにあるのだろうか?午後2時、檜洞丸山頂に到着する。しばらく山頂をうろうろしていたが、晴れてきそうもないので山頂直下にある宿泊地青ヶ岳山荘に入って休むことにする。

山頂に続く木道の階段。まだ整備されたばかり。

檜洞丸山頂で記念撮影。霧で霞む。

宿泊地青ヶ岳山荘。
青ヶ岳山荘は小屋の中に掘りゴタツがあるファミリアルな小屋だった。おかみさんが一人で切り盛りされているが、いろいろと面倒を見てくれる60才くらいの男性の方がいて、小屋のお手伝いさんかと思ったら常連のお客さんだった。10年間、毎月のようにこの小屋に来られているそうで、丹沢の山のことを知り尽くしていた。ルートの事、水場の事、撮影場所の事など、この方からいろいろとアドバイスをいただき、たいへん参考になった。そしてダイヤモンド富士になる夕方4時過ぎ、一緒に山頂の向こう側の展望地に行き、三脚を並べてダイヤモンド富士を待ったが、雲を透かして一瞬太陽が姿を現したのみで富士山は姿を現すこと無く日が暮れてしまう。

山に雲が巻き、富士山は雲の中。下界では青空が見えているのかもしれない。
小屋に戻って夕食となる。配膳や片付けは少しだけ手伝わせていただいた。そしてコタツで暖をとりながら宿泊客の人たちと山談義、花談義が始まる。沢登りや冬山を普通にこなすハイレベルのお客さんもいた。いろいろ教えていただいた男性は、私と同業の医療関係者、薬剤師さんと聞き、たいへん驚いた。
翌朝は4時前に起床して再び山頂から富士山、そしてオリオン座と冬の大三角形を狙ってみたいと思う。天気予報が変わり、明日は晴れそうだ。期待して8時に寝る。