月齢3の月が南西の空に沈むこの日、石割山に登るとちょうど富士山頂の右隅に月が沈むはずだ。仕事が早く終われば行きたいと思っていたところ、午後1時には片付いた。Uさんに電話すると文化洞トンネルから入山して十二ヶ岳と鬼ヶ岳を越え、もうすぐ根場に下山するところだそうだ。バスで文化洞トンネルまで戻る予定だそうだが、石割山に誘うと行くとの事なので、根場の駐車場でUさんを拾って石割山に行くことにした。石割神社からでもなんとか間に合いそうな時間ではあるが、日没に間に合わせるために最短距離の二十曲峠から登ることにする。こちらからならば山頂まで1時間とかからない。
ところが、二十曲峠の林道を進むと、2.6㎞手前で工事のため通行止めの看板が立っていた。住居のある方のみ通行可で観光や写真目的では通行できない。ならば・・・30分ほど余計に時間がかかってしまうが、林道を歩くことにする。午後3時40分、出発。黙々と林道を歩き、4時20分に二十曲峠に到着した。ちょうど富士山の裾に陽が沈んで行くところだった。

通行止めになっている林道

もうすぐ二十曲峠。影が長く伸びる。

二十曲峠到着。富士の裾野に夕陽が沈んで行く。

同上

日没後の夕焼け
二十曲峠は写真家たちの大勢集う場所で、バイオトイレが新しく設置されたばかりだ。水場もあったのだが、現在水は止められていた。既に日が沈んでしまったので、30分もすれば月が輝き出す。トイレ休憩後、急いで山頂に向かう。一度休憩を入れたが40分ほどで山頂に到着した。時間は5時10分。まだ夕焼けの空が残っている。そして、雲の切れ間から三日月が姿を現す。

向こう側に見える鉄塔が山頂。もう少し。

石割山から見る夕暮れの富士山。雲間から月と金星が姿を現す。

その後富士山は雲に巻かれて姿を消してしまう。
肉眼で見ると三日月だが、カメラで捉えるとある一時だけ月の欠けている部分が白く写ることがある。これは地球照という現象で、地球の反射で照らされた月の欠けた部分がカメラでは写し出される現象である。露出を明るくするとこの地球照の部分も白くなってしまうため、富士山と一緒に撮れるのは夕暮れのほんの30分ほどである。雲隠れしてしまった富士山だが、再び姿を現すのを信じてシャッターを切り続ける。

雲間から再び姿を現した富士山

そして再び雲の中。露出オーバーだと地球照は白くなってしまう。

富士に輝く月と金星
富士山頂付近に月が近付いたところでレンズを70-300㎜ズームレンズに変えて山頂の部分だけを狙う。しかしこのレンズは性能が悪く、月の反射のゴーストが出てしまう。こんな時は月の明るい部分をど真ん中に持ってくると比較的抑制できる。

ズームレンズで捉えた月光照の月と富士山。しかし、ゴーストが出てしまっている。

月を真ん中の構図に、さらにうっすら雲がかかってゴーストが抑制された。

富士山頂に沈みかけた月

半分ほど沈む

地球照の部分だけ見える

月が沈んだ後、雲が輝く。
頭上には白鳥座と夏の大三角形、それを貫く天の川が昇っていた。富士山の左側、金星の少し左あたりを夏の天の川が流れているはずなので狙ったが、霞と街灯りで天の川は写らなかった。これにて本日は終了、ヘッドライト点灯して夜道を下山した。

雲巻く富士山。天の川は写らず。飛行機が頻繁に飛び交う。

雲巻く富士山と金星
地球照の月を撮るには月齢3の月(三日月)が最も適していると思うが、季節によって、また月の軌道によって日没時間と月の見え方が違ってくるため、富士山と地球照の月を同時に写し込むには綿密な計算が必要である。今回は若干月没が遅いだろうと思っていたのだが予想通り、富士山は暗くなってしまった。その差は約15分。なかなか思い通りには撮らせてくれない。
ところが、二十曲峠の林道を進むと、2.6㎞手前で工事のため通行止めの看板が立っていた。住居のある方のみ通行可で観光や写真目的では通行できない。ならば・・・30分ほど余計に時間がかかってしまうが、林道を歩くことにする。午後3時40分、出発。黙々と林道を歩き、4時20分に二十曲峠に到着した。ちょうど富士山の裾に陽が沈んで行くところだった。

通行止めになっている林道

もうすぐ二十曲峠。影が長く伸びる。

二十曲峠到着。富士の裾野に夕陽が沈んで行く。

同上

日没後の夕焼け
二十曲峠は写真家たちの大勢集う場所で、バイオトイレが新しく設置されたばかりだ。水場もあったのだが、現在水は止められていた。既に日が沈んでしまったので、30分もすれば月が輝き出す。トイレ休憩後、急いで山頂に向かう。一度休憩を入れたが40分ほどで山頂に到着した。時間は5時10分。まだ夕焼けの空が残っている。そして、雲の切れ間から三日月が姿を現す。

向こう側に見える鉄塔が山頂。もう少し。

石割山から見る夕暮れの富士山。雲間から月と金星が姿を現す。

その後富士山は雲に巻かれて姿を消してしまう。
肉眼で見ると三日月だが、カメラで捉えるとある一時だけ月の欠けている部分が白く写ることがある。これは地球照という現象で、地球の反射で照らされた月の欠けた部分がカメラでは写し出される現象である。露出を明るくするとこの地球照の部分も白くなってしまうため、富士山と一緒に撮れるのは夕暮れのほんの30分ほどである。雲隠れしてしまった富士山だが、再び姿を現すのを信じてシャッターを切り続ける。

雲間から再び姿を現した富士山

そして再び雲の中。露出オーバーだと地球照は白くなってしまう。

富士に輝く月と金星
富士山頂付近に月が近付いたところでレンズを70-300㎜ズームレンズに変えて山頂の部分だけを狙う。しかしこのレンズは性能が悪く、月の反射のゴーストが出てしまう。こんな時は月の明るい部分をど真ん中に持ってくると比較的抑制できる。

ズームレンズで捉えた月光照の月と富士山。しかし、ゴーストが出てしまっている。

月を真ん中の構図に、さらにうっすら雲がかかってゴーストが抑制された。

富士山頂に沈みかけた月

半分ほど沈む

地球照の部分だけ見える

月が沈んだ後、雲が輝く。
頭上には白鳥座と夏の大三角形、それを貫く天の川が昇っていた。富士山の左側、金星の少し左あたりを夏の天の川が流れているはずなので狙ったが、霞と街灯りで天の川は写らなかった。これにて本日は終了、ヘッドライト点灯して夜道を下山した。

雲巻く富士山。天の川は写らず。飛行機が頻繁に飛び交う。

雲巻く富士山と金星
地球照の月を撮るには月齢3の月(三日月)が最も適していると思うが、季節によって、また月の軌道によって日没時間と月の見え方が違ってくるため、富士山と地球照の月を同時に写し込むには綿密な計算が必要である。今回は若干月没が遅いだろうと思っていたのだが予想通り、富士山は暗くなってしまった。その差は約15分。なかなか思い通りには撮らせてくれない。