毎年恒例になりつつある秋のハイシーズンを前にしたこの季節の茅ヶ岳。そろそろミヤマモジズリとビランジが咲いている頃、そして標柱の整備が目的だ。半計画的平日休みとなったこの日、中腹の林道に車を止めて10時に出発する。天候に恵まれた代わりに日差しが強く、かなり暑い。女岩側のルートから山頂を目指す。

登山道脇にはミズヒキがたくさん咲く。

ゲンノショウコ?櫛形山でも見つけた。

ツリフネソウは数が少なくなった。

テンニンソウ?少し違うような??

女岩側のルート。涼しそうに見えるが風が無くかなり暑い。

立ち入り禁止となっている女岩。本日は立ち寄らず。

フシグロセンノウ
女岩から先の登山道はかつてタチフウロやキバナアキギリ、シモツケソウ、トリカブトなどが咲くお花畑があったが、鹿の食害で今ではテンニンソウばかりが目立つ草地に変ってしまっている。確かレンゲショウマも咲いていたように記憶している。さらに、恒例で撮影していたメタカラコウも今年は見つからない。年々花が減って山肌が乾燥して来ているように見えるのは残念である。

茅ヶ岳の森

ソバナ

茅ヶ岳の斜面。かつてはもっと深々と草が茂っていたが、テンニンソウが目立つ草地に変ってしまった。鹿の食害跡多数あり。

?

シモツケソウ

タチフウロとシモツケソウ。もっとたくさんあったのだが、だいぶ減った。
尾根に辿り着いたところでお目当てのミヤマモジズリを探しながら右に左にうろうろしながら歩く。今年は開花が遅れているようで、咲いている株は1株しか見つけられず、それも咲き始めたばかりだった。

中腹の展望岩から見る奥秩父山塊。

ミヤマモジズリ。まだ咲き始めたばかり。

こちらはまだ蕾。

シモツケソウ。線香花火のよう。

ミヤマママコナは今年当たり年。

ミヤマママコナ

山頂下の岩場から見る富士山。

茅ヶ岳山頂。先客が一人だけの静かな山頂。しかし、暑い。蝶やトンボがたくさん舞っていた。
時間は午後1時。いつも通りの3時間かかって山頂到着となる。軽く昼食を済ませて標柱にニススプレーを噴霧する。春に来た時は根元の部分に雪が残っていて十分に整備できなかったので、根元部分を念入りにスプレーする。本日は職場の同僚が午後から登って来る(走って来る)ということで、午後3時ごろに山頂待ち合わせということになっている。金ヶ岳まで往復するには時間が足りないので途中の展望岩まで行くことにする。その先に咲いていたのは、初見の黄色いママコナ。いつも茅ヶ岳まででこの季節にこのルートを歩いていなかったので知らなかったのであろうが、金ヶ岳側に咲いているのはほとんどが黄色いママコナでしかもたくさんある。下山後インターネットで調べてみると、これはタカネママコナという種類であることがわかった。赤いのがミヤマママコナ、黄色いのがタカネママコナで、茅ヶ岳ではこの2種類が一緒に見られるということだ。新たな発見である。

金ヶ岳側に咲いていた黄色いママコナ。

タカネママコナ。それほど珍しいものでは無いようだ。

岩門

岩門脇の岩に咲いていたビランジ

登山道を脇に外れてみると、タカネママコナがたくさん咲いていた。

展望岩から見る茅ヶ岳の谷と南アルプス。秋になるとこの谷は金色に輝く。

展望岩から見る茅ヶ岳と富士山。
展望岩でのんびりした後、茅ヶ岳に戻ろうとしたところ、もう同僚がやって来た。時間はまだ午後2時半だ。深田公園を午後1時過ぎに出発して1時間半たらずで茅ヶ岳を越えてここまでやって来たという事だ。彼にとってこの山はトレーニングコースだそうで、既に200回くらい山頂を踏んでいるそうだ。しかし、隣の金ヶ岳はまだ未踏だそうで、今日はそちらまで行って来るとのことで一旦別れたが、当然の如く下山の途中で追い抜かれた。

ニス塗りたての標柱。

マツムシソウとビランジ

ビランジはちょうど見ごろ。

ビランジ大株

春にはスミレがたくさん咲く防火帯尾根は夏になるとススキ野原に変る。草刈りをして整備してくれるからこそ、春の花が楽しめるのだ。
目的のミヤマモジズリは時期早くフライング、花数も今年は少ないように思う。ビランジはちょうど見ごろ、さらに新たにタカネママコナという花が咲くことを知った。きっと他にも知らない花がたくさんあるのだろう。

登山道脇にはミズヒキがたくさん咲く。

ゲンノショウコ?櫛形山でも見つけた。

ツリフネソウは数が少なくなった。

テンニンソウ?少し違うような??

女岩側のルート。涼しそうに見えるが風が無くかなり暑い。

立ち入り禁止となっている女岩。本日は立ち寄らず。

フシグロセンノウ
女岩から先の登山道はかつてタチフウロやキバナアキギリ、シモツケソウ、トリカブトなどが咲くお花畑があったが、鹿の食害で今ではテンニンソウばかりが目立つ草地に変ってしまっている。確かレンゲショウマも咲いていたように記憶している。さらに、恒例で撮影していたメタカラコウも今年は見つからない。年々花が減って山肌が乾燥して来ているように見えるのは残念である。

茅ヶ岳の森

ソバナ

茅ヶ岳の斜面。かつてはもっと深々と草が茂っていたが、テンニンソウが目立つ草地に変ってしまった。鹿の食害跡多数あり。

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シモツケソウ

タチフウロとシモツケソウ。もっとたくさんあったのだが、だいぶ減った。
尾根に辿り着いたところでお目当てのミヤマモジズリを探しながら右に左にうろうろしながら歩く。今年は開花が遅れているようで、咲いている株は1株しか見つけられず、それも咲き始めたばかりだった。

中腹の展望岩から見る奥秩父山塊。

ミヤマモジズリ。まだ咲き始めたばかり。

こちらはまだ蕾。

シモツケソウ。線香花火のよう。

ミヤマママコナは今年当たり年。

ミヤマママコナ

山頂下の岩場から見る富士山。

茅ヶ岳山頂。先客が一人だけの静かな山頂。しかし、暑い。蝶やトンボがたくさん舞っていた。
時間は午後1時。いつも通りの3時間かかって山頂到着となる。軽く昼食を済ませて標柱にニススプレーを噴霧する。春に来た時は根元の部分に雪が残っていて十分に整備できなかったので、根元部分を念入りにスプレーする。本日は職場の同僚が午後から登って来る(走って来る)ということで、午後3時ごろに山頂待ち合わせということになっている。金ヶ岳まで往復するには時間が足りないので途中の展望岩まで行くことにする。その先に咲いていたのは、初見の黄色いママコナ。いつも茅ヶ岳まででこの季節にこのルートを歩いていなかったので知らなかったのであろうが、金ヶ岳側に咲いているのはほとんどが黄色いママコナでしかもたくさんある。下山後インターネットで調べてみると、これはタカネママコナという種類であることがわかった。赤いのがミヤマママコナ、黄色いのがタカネママコナで、茅ヶ岳ではこの2種類が一緒に見られるということだ。新たな発見である。

金ヶ岳側に咲いていた黄色いママコナ。

タカネママコナ。それほど珍しいものでは無いようだ。

岩門

岩門脇の岩に咲いていたビランジ

登山道を脇に外れてみると、タカネママコナがたくさん咲いていた。

展望岩から見る茅ヶ岳の谷と南アルプス。秋になるとこの谷は金色に輝く。

展望岩から見る茅ヶ岳と富士山。
展望岩でのんびりした後、茅ヶ岳に戻ろうとしたところ、もう同僚がやって来た。時間はまだ午後2時半だ。深田公園を午後1時過ぎに出発して1時間半たらずで茅ヶ岳を越えてここまでやって来たという事だ。彼にとってこの山はトレーニングコースだそうで、既に200回くらい山頂を踏んでいるそうだ。しかし、隣の金ヶ岳はまだ未踏だそうで、今日はそちらまで行って来るとのことで一旦別れたが、当然の如く下山の途中で追い抜かれた。

ニス塗りたての標柱。

マツムシソウとビランジ

ビランジはちょうど見ごろ。

ビランジ大株

春にはスミレがたくさん咲く防火帯尾根は夏になるとススキ野原に変る。草刈りをして整備してくれるからこそ、春の花が楽しめるのだ。
目的のミヤマモジズリは時期早くフライング、花数も今年は少ないように思う。ビランジはちょうど見ごろ、さらに新たにタカネママコナという花が咲くことを知った。きっと他にも知らない花がたくさんあるのだろう。