昨年10月の皆既月食は甲府から観察することは出来ず、残念な思いをした。今度こそは・・・と意気込んではいたものの、天気予報はあまり芳しく無く、おそらくは今回も不発に終わってしまうだろう。出来れば富士山の上空で皆既した赤い月を撮りたかったが、おそらくは絶望的である。もし富士山が見えなかった時はどうするか?昨年は舞鶴城公園まで戻って皆既直前の月を数カット撮影できたが、やはりロケハンして撮影イメージを描いておくことは必要である。ちょうど甲府市街の桜は満開を迎えている。桜を前景に赤い月を撮るのも有りだろう。
3月30日
この日の月の位置は月食の時よりもかなり高く、東寄りの位置にある。まずは桜を前景にしたイメージで、ちょうど見頃を迎えている武田神社から円光院界隈を散策した。

武田神社のお堀。空に輝くのは金星。

反対側。ここならば水面に映る赤い月が撮影できるかもしれない。しかし、通り過ぎる車のライトが邪魔になること、そしてもうひとつ。

こちらは水面に映る金星を狙ったもの。強風でも無いのに湖面が揺れる。その正体は・・・水面を泳ぐ鴨!

護国神社付近の電灯近くにある桜。白色電灯は桜の色が真っ白になってしまい不自然。

護国神社の石灯籠と月。ポジションは悪くないが、可も無し不可も無し。あまり面白くない。

円光院の桜。この桜の上に昇る月を撮れるはずだが、やや暗いかも知れない。

こんな感じか?しかしこれにも問題があり、風で揺れたらブレブレの写真になってしまう。

このしだれ桜はなかなか良い雰囲気。

ズームでこんな感じで月を入れて・・・と思うのだが、実際にはこの裏側からでないと月は視野に入らず、逆光になってしまう。
桜を前景にするイメージで歩いてみたが、これは!という場所は残念ながら見つからない。
3月31日
この日の月も月食の月より高い位置になるが、夕方7時前後は皆既した月の少し上に位置するイメージになる。この日は風の影響を受けない甲府駅夢小路界隈の建物と舞鶴城公園を歩いてみた。

甲府駅北口にある建物。何の記念館かは知らないが、悪くは無い。

その近くにある城門。街灯の明かりが上にあってフレアが出てしまう。

天守閣の屋根だけならば撮れるが、面白く無い。

夢小路で一番絵になるのがこの建物。情緒といいライティングの強さといいなかなか良い。

上部だけ切り抜くにも良いのだが、問題は道路脇で車がしばしば通過し、ライトでフレアが出てしまう可能性があること。

舞鶴城公園の天守閣。唯一200mm望遠レンズが使える可能性がある場所。しかし、左側のライティングが強過ぎる。

縦位置でも良い構図で納まりそうだが、ここも道路脇であること、さらに問題なのは信玄公祭り当日で人が大勢出ているかも知れないということ。

舞鶴城公園の桜は満開。花見客がたくさん訪れていた。

ここからは花見。桜を透かして見る月。

舞鶴城公園南側の桜。

街頭で照らされた桜。

城壁と夜桜

記念碑

記念碑と夜桜

城壁と記念碑

昨年月食の月を撮った城門。
撮影地はまだ決めていない状況ではあるが、その日の天候と状況によって臨機応変に対応するつもりである。
富士山が出ていれば本栖湖界隈、富士山が見えなければ甲府市街、風が無ければ桜もあり、風があれば夢小路か舞鶴城公園天守閣、ということになるだろう。しかし、一番の問題は月が見えてくれるかどうかだ。天気が良ければカメラ1台は赤道儀に乗せて追尾、1台は弱拡大で月食の満ち欠け全時間撮影、もう1台で自由に撮りまくるという撮影を考えていたのだが、一瞬のチャンスを狙っての一発勝負ということになりそうだ。
3月30日
この日の月の位置は月食の時よりもかなり高く、東寄りの位置にある。まずは桜を前景にしたイメージで、ちょうど見頃を迎えている武田神社から円光院界隈を散策した。

武田神社のお堀。空に輝くのは金星。

反対側。ここならば水面に映る赤い月が撮影できるかもしれない。しかし、通り過ぎる車のライトが邪魔になること、そしてもうひとつ。

こちらは水面に映る金星を狙ったもの。強風でも無いのに湖面が揺れる。その正体は・・・水面を泳ぐ鴨!

護国神社付近の電灯近くにある桜。白色電灯は桜の色が真っ白になってしまい不自然。

護国神社の石灯籠と月。ポジションは悪くないが、可も無し不可も無し。あまり面白くない。

円光院の桜。この桜の上に昇る月を撮れるはずだが、やや暗いかも知れない。

こんな感じか?しかしこれにも問題があり、風で揺れたらブレブレの写真になってしまう。

このしだれ桜はなかなか良い雰囲気。

ズームでこんな感じで月を入れて・・・と思うのだが、実際にはこの裏側からでないと月は視野に入らず、逆光になってしまう。
桜を前景にするイメージで歩いてみたが、これは!という場所は残念ながら見つからない。
3月31日
この日の月も月食の月より高い位置になるが、夕方7時前後は皆既した月の少し上に位置するイメージになる。この日は風の影響を受けない甲府駅夢小路界隈の建物と舞鶴城公園を歩いてみた。

甲府駅北口にある建物。何の記念館かは知らないが、悪くは無い。

その近くにある城門。街灯の明かりが上にあってフレアが出てしまう。

天守閣の屋根だけならば撮れるが、面白く無い。

夢小路で一番絵になるのがこの建物。情緒といいライティングの強さといいなかなか良い。

上部だけ切り抜くにも良いのだが、問題は道路脇で車がしばしば通過し、ライトでフレアが出てしまう可能性があること。

舞鶴城公園の天守閣。唯一200mm望遠レンズが使える可能性がある場所。しかし、左側のライティングが強過ぎる。

縦位置でも良い構図で納まりそうだが、ここも道路脇であること、さらに問題なのは信玄公祭り当日で人が大勢出ているかも知れないということ。

舞鶴城公園の桜は満開。花見客がたくさん訪れていた。

ここからは花見。桜を透かして見る月。

舞鶴城公園南側の桜。

街頭で照らされた桜。

城壁と夜桜

記念碑

記念碑と夜桜

城壁と記念碑

昨年月食の月を撮った城門。
撮影地はまだ決めていない状況ではあるが、その日の天候と状況によって臨機応変に対応するつもりである。
富士山が出ていれば本栖湖界隈、富士山が見えなければ甲府市街、風が無ければ桜もあり、風があれば夢小路か舞鶴城公園天守閣、ということになるだろう。しかし、一番の問題は月が見えてくれるかどうかだ。天気が良ければカメラ1台は赤道儀に乗せて追尾、1台は弱拡大で月食の満ち欠け全時間撮影、もう1台で自由に撮りまくるという撮影を考えていたのだが、一瞬のチャンスを狙っての一発勝負ということになりそうだ。