山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

今度こそキャッツアイ 二十曲峠  平成31年1月11日

2019年01月12日 | ダイヤモンド富士
 何度か成功している農道公園から二十曲峠、石割山にかけてのキャッツアイだが、雲に阻まれたり霞で光が拡散してしまったりと満足な画像はととんど撮れていない。午後からのキャッツアイは雲が広がり易くなかなか良い条件にはならないのが最大の難点である。この日は朝は雲が広がっていたものの、午後からは真っ青な青空が広がり絶好のダイヤモンド日和となった。二十曲峠でキャッツアイになるのは既に調べてあったので急いで出かける。先客は2人で予定のポジションは楽勝で確保でき、3台のカメラをセットする。


    太陽が富士山頂に迫る。


    改造絞りを入れたBorg200mmだが、シャッタースピード最速の1/4000で切っても明る過ぎる。このレンズに装着するNDフィルターは持っておらず今後検討が必要。


    さらにもう1台のBorg300mm。こちらも光が強過ぎるのでNDフィルターの代わりにPLフィルターで減光する。


    二十曲峠のダイヤモンド富士。今までに無い好条件だ。太陽の光が強過ぎて拡散してしまうためNDフィルターを装着した。


    白山岳に太陽が迫る


    同じく200㎜


    同じく300㎜


    ど真中のキャッツアイ撮影に成功。


    ほんの数秒で終わる。


    300㎜。減光したほうが太陽の形は良く見える。


    今度こそ綺麗に分かれた。


    あっという間に終わり。

 良さそうな雲が流れて来たので彩雲にならないかと期待しながら眺めていたのだが・・・彩雲にはならず、西の空に出た雲で太陽が遮られたためにあまり焼けることなく日没を迎えてしまう。


    富士山頂付近に雲が流れて来た。


    彩雲を期待したが染まらず。


    夕焼けの雲もあまり染まらずに暗くなる。

 何度も通っている二十曲峠、石割山界隈のキャッツアイだが、今回がいちばん良い条件で撮影出来たと思う。しかし難点は富士山との距離が近く、猫の目が小さいことである。山上から狙うのならばやはり丹沢山系がベストだろうと思っているのだが、南側に回り込んでしまうと今度は白山岳が後ろ側に隠れてしまうために撮影が難しくなってしまう。撮れるのは3月3日の大山までだろうと思っている。週末に日程が当たってくれて天候が許すならば、丹沢山系からのキャッツアイに挑戦したいと思っている。
コメント (2)
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