山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

朝霧高原からティアラを狙うが失敗  平成31年3月9日

2019年03月10日 | ダイヤモンド富士
 何度か成功している朝霧高原から狙う剣ヶ峰多分割ダイヤモンド富士ティアラだが、成功しているのは全てもちやよりも南側からで、ふもとっぱら付近から北側では2分割には何度も成功しているものの多分割ダイヤの撮影には成功していない。おそらくは剣ヶ峰の横幅と太陽の大きさのマッチングが悪く、富士山との距離をもう少し近くしなければ撮れないのではないかと思うのだが、撮ってみないことには分からない。いつものようにカシミール3Dで位置を割り出しGPSに転送して撮影地に向かう。ジャストのポイントは先客が2人おり、その脇に三脚を構えるがダイヤの20分前に到着したというのにセッティングに手こずり2台目のカメラのセットが出来ないうちに山頂が光り出してしまう。今回はボーグ570㎜望遠にエクステンダーを装着して1,140㎜で剣ヶ峰を狙うためピント合わせが難しく三脚の固定にも手間がかかる。余裕を持って出発したつもりだったが新しいことをやろうとすると必ず最初は失敗する。


    今回は超望遠1,140㎜で剣ヶ峰のティアラを狙う。ピント合わせと三脚の固定に手こずる。


    しかも・・・なんでそこから出るかというほど右側から太陽が現れた。


    セッティングに手こずったうえに立ち位置も完全に失敗。


    それでも一応2つには割れた。


    改良した改造絞りはなかなか良好のようである。


    しかし、カメラのセンサー内にゴミが多過ぎる。掃除しなければ。


    200㎜望遠はピント合わせが済まないうちに陽が出てしまった。


    ピンボケダイヤ、それでも太陽は輝く。


    今回は敗退。

 果たして剣ヶ峰と太陽の大きさがマッチしてくれるのかどうか?残念ながら今回の撮影データはほとんど参考にならなかった。太陽軌道を再計算して立ち位置の調整を行わなければならないが、想定外の今回のズレはひょっとしたら立ち位置の高さがカシミール3Dよりも低かった可能性が否定できない。なにせ今回の場所は道路を通すために大地が1~2m削られている場所である。こうなると、成功するかどうかはもはや運試しになる。
コメント
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