まだ分からないことばかりのシダ植物だが、生えているのを見ると近付いて裏側の胞子嚢群(ソーラス)配列を見るのが癖のようになってきた。薄暗い場所で撮影するのでシャッタースピードが遅くなるため手持ちで撮るのは難しく、やはり三脚が必須となり、撮影には普通の花以上に多大な時間を要してしまう。コースタイムの2倍はかかるのがここのところの山行では当たり前になりつつある。普通に見られるが何だか分からないシダがほとんどであるが、時としてこれは・・・というシダに出会うこともある。
オシダ。櫛形山の少し湿った斜面には群生が見られる。
このシダは裏側を見なくても判別できるようになってきた。
イワデンダ
シシガシラ、だと思うが根元の鱗片を見ないとオサシダとの区別が出来ないらしい。
普通にたくさんあるが何だか知らないのがこのシダ。裏側にソーラスは付いておらず胞子葉を別に出すタイプのシダと思われる。
あちらこちらにゴッソリと茂っているこのシダもたぶん同じもの。シラネワラビと思われる。
そしてもう1種類、登山道脇のあちらこちらに普通に生えているが何だか分からないシダ。このシダもソーラスが付いていない。
クラマゴケの仲間。(と思っていたが・・・)
マクロレンズで覗き込んでみると葉の形は米粒型で先端に小さな棘がある。
花のような胞子嚢を出していた。➡これはクラマゴケの仲間では無くツボゴケあるいはコツボゴケという苔の仲間と判明。
コケシノブの仲間だが、コケシノブにしては丸っこい感じがする。
コウヤコケシノブかと思ったが葉はギザギザしていない。裏側を見て来なかったので葉軸に毛が生えているかどうかは不明。毛が生えていればキヨスミコケシノブだが、たぶん普通のコケシノブだろう。
コケの中から生えていた小さなシダ。いつも見ているイワトラノオかと思ったが・・・
近付いて見てみると驚き!
葉の先端部を主に毛が生えている。
裏側のソーラス。葉脈に沿ってあふれんばかりに付着している。
判別が間違っていなければこれはカラクサシダだろう。山梨県絶滅危惧種ⅠA類のちょっと珍しいシダである。
カラクサシダと思われる小さなシダの撮影には1時間近い時間を費やした。びっしりと付着したソーラスにも驚いたが毛の生えた葉にはもっと驚いた。3年間で山梨県絶滅危惧種のシダ類8割制覇が目標であるが、判別が間違っていなければヤツガタケシノブに続いて新たに1種類ゲットしたことになる。
オシダ。櫛形山の少し湿った斜面には群生が見られる。
このシダは裏側を見なくても判別できるようになってきた。
イワデンダ
シシガシラ、だと思うが根元の鱗片を見ないとオサシダとの区別が出来ないらしい。
普通にたくさんあるが何だか知らないのがこのシダ。裏側にソーラスは付いておらず胞子葉を別に出すタイプのシダと思われる。
あちらこちらにゴッソリと茂っているこのシダもたぶん同じもの。シラネワラビと思われる。
そしてもう1種類、登山道脇のあちらこちらに普通に生えているが何だか分からないシダ。このシダもソーラスが付いていない。
クラマゴケの仲間。(と思っていたが・・・)
マクロレンズで覗き込んでみると葉の形は米粒型で先端に小さな棘がある。
花のような胞子嚢を出していた。➡これはクラマゴケの仲間では無くツボゴケあるいはコツボゴケという苔の仲間と判明。
コケシノブの仲間だが、コケシノブにしては丸っこい感じがする。
コウヤコケシノブかと思ったが葉はギザギザしていない。裏側を見て来なかったので葉軸に毛が生えているかどうかは不明。毛が生えていればキヨスミコケシノブだが、たぶん普通のコケシノブだろう。
コケの中から生えていた小さなシダ。いつも見ているイワトラノオかと思ったが・・・
近付いて見てみると驚き!
葉の先端部を主に毛が生えている。
裏側のソーラス。葉脈に沿ってあふれんばかりに付着している。
判別が間違っていなければこれはカラクサシダだろう。山梨県絶滅危惧種ⅠA類のちょっと珍しいシダである。
カラクサシダと思われる小さなシダの撮影には1時間近い時間を費やした。びっしりと付着したソーラスにも驚いたが毛の生えた葉にはもっと驚いた。3年間で山梨県絶滅危惧種のシダ類8割制覇が目標であるが、判別が間違っていなければヤツガタケシノブに続いて新たに1種類ゲットしたことになる。