折角の3連休だったのだが天候に恵まれず降りそうで降らない天気、かと思えば登山口まで向かえば雨が降って来るという消化不良な3日間になってしまった。中日の22日は夕方から食事会があったので、その前にちょっとだけ鎖やロープの岩場が多くてシダがありそうな観音峠から金ヶ岳に至るルートを途中まで歩いてみた。

ヤクシソウ。向こうに見える三角錐がこれから向かう金ヶ岳のルート。

観音峠周辺や林道の周辺にはツリフネソウやキツリフネがたくさん咲いている。

さて、いきなり出てきた何だか分からないシダ。

胞子嚢群の配列。

楕円形のものや半円形の枕のような形の胞子嚢が付着している。これはヘビノネゴザというシダではないだろうか?

途中の岩に付着していたものもたぶん同じシダ。

中腹の尾根筋で見た色付き始めているシダもたぶん・・・

同じものだと思う。

先日の八丁峠で見たものと同じようなヒゴタイが生えていた。

ここにあるヒゴタイの葉は中央が細くてバイオリン型のものがあるが、そうでは無いものもある。

総苞には蜘蛛毛があるがあまり密では無い。たぶんこれもコウシュウヒゴタイであろうと思う。

前方に見えてきた岩が船首岩。

途中には石灰岩を含んでいると思われる白い岩の崩落地があった。探しているのは石灰岩地を好んで生育するシダだが、果たして見つかるかどうか?

登りにくいさらに降りにくい船首岩の岩場

船首岩と曲岳

太刀岡山とチラ見えの富士山

岩場を覗き込む。イワデンダとイワヒバとノキシノブ

こっちはフクロシダ

フクロシダのソーラス

そして一番期待していたこの層状になった岩の側面だったが・・・

あったのはイワデンダ

そしてイワヒバ。
この山塊で探しているのはヒメウラジロという珍しいシダだが、簡単に姿を見せてくれるものでは無さそうである。ミヤマウラジロもあるのではないかと思っている。さらに上の岩場を探ってみる。

イワトラノオ。のようだが、今まで見てきたものよりもかなり小型で華奢に見える。大きなもので10㎝ほど、小さなものは3cmくらいである。

ソーラスの配列。羽片に1~3個の胞子嚢が付着している。

これはヒメイワトラノオではないかと思うのだが、大きさだけで判断して良いのかどうかは分からないので保留にしておく。

これはシダなのだろうか?

裏側を見てみるとしっかりと胞子嚢が付いていた。

面白いことに、細くなった葉の先端に無性芽を付けてそこから新しい葉が出ている。

無性芽

調べてみるとこれはクモノスシダという変わり者のシダだった。残念ながら山梨県では絶滅危惧種では無かった。

クモノスシダとイワトラノオ。交雑する可能性もあるらしいが、この時はそんなことは全く知らず。もう少し周辺を探してくるんだった。

近くにはミツバベンケイソウが生えていた。
ツルデンダというシダが見つかったので近付いて写真を撮ろうとすると、何やらブンブンとハエかハチか何かがたくさん飛んでいる音がする。どこを飛んでいるのかと辺りを見回すと・・・ビックリ仰天!自分の足元に50匹は居ようかという小さな蜂の群れが舞っている。おそらくヘボと呼んでいる蜂だろうが、どうやら地面にある巣を踏み付けたらしい。これはまずい、と一目散に走って逃げ、斜面を30mほど走ってなんとか蜂の群れから逃げ出した。スパッツを履いていたことが幸いして全く刺されずに済んだ。
気を取り直してもう1段上の岩場に行ってみる。

時間的にこのあたりの岩場を巡って撤退になりそうだ。

こんな感じの岩壁を探る。

元気なフクロシダ

そして先ほどは蜂の巣を踏んで撮れなかったイワデンダがここにもあった。

このシダも先端に無性芽を付けて増殖することが出来る変わったシダ。

もちろん、胞子でも増殖する。シダ植物はラン科植物に劣らずに様々な分化と発達を遂げている植物だと思う。

ここでこの花に出会えるとは思わなかった。

ジンジソウ
金ヶ岳山頂までは普通に歩けばあと30分ほどだろうが、着替えと移動の時間を考えるとそろそろ下山したほうが良さそうな時間になった。探し物にはなかなか出会えないが、クモノスシダという奇怪なシダに出会えたのは本日の一番の収穫だった。まだこの山塊の一部しか探索していない。きっとそのうち、見たことも無いような代物に出会う時があると思う。

ヤクシソウ。向こうに見える三角錐がこれから向かう金ヶ岳のルート。

観音峠周辺や林道の周辺にはツリフネソウやキツリフネがたくさん咲いている。

さて、いきなり出てきた何だか分からないシダ。

胞子嚢群の配列。

楕円形のものや半円形の枕のような形の胞子嚢が付着している。これはヘビノネゴザというシダではないだろうか?

途中の岩に付着していたものもたぶん同じシダ。

中腹の尾根筋で見た色付き始めているシダもたぶん・・・

同じものだと思う。

先日の八丁峠で見たものと同じようなヒゴタイが生えていた。

ここにあるヒゴタイの葉は中央が細くてバイオリン型のものがあるが、そうでは無いものもある。

総苞には蜘蛛毛があるがあまり密では無い。たぶんこれもコウシュウヒゴタイであろうと思う。

前方に見えてきた岩が船首岩。

途中には石灰岩を含んでいると思われる白い岩の崩落地があった。探しているのは石灰岩地を好んで生育するシダだが、果たして見つかるかどうか?

登りにくいさらに降りにくい船首岩の岩場

船首岩と曲岳

太刀岡山とチラ見えの富士山

岩場を覗き込む。イワデンダとイワヒバとノキシノブ

こっちはフクロシダ

フクロシダのソーラス

そして一番期待していたこの層状になった岩の側面だったが・・・

あったのはイワデンダ

そしてイワヒバ。
この山塊で探しているのはヒメウラジロという珍しいシダだが、簡単に姿を見せてくれるものでは無さそうである。ミヤマウラジロもあるのではないかと思っている。さらに上の岩場を探ってみる。

イワトラノオ。のようだが、今まで見てきたものよりもかなり小型で華奢に見える。大きなもので10㎝ほど、小さなものは3cmくらいである。

ソーラスの配列。羽片に1~3個の胞子嚢が付着している。

これはヒメイワトラノオではないかと思うのだが、大きさだけで判断して良いのかどうかは分からないので保留にしておく。

これはシダなのだろうか?

裏側を見てみるとしっかりと胞子嚢が付いていた。

面白いことに、細くなった葉の先端に無性芽を付けてそこから新しい葉が出ている。

無性芽

調べてみるとこれはクモノスシダという変わり者のシダだった。残念ながら山梨県では絶滅危惧種では無かった。

クモノスシダとイワトラノオ。交雑する可能性もあるらしいが、この時はそんなことは全く知らず。もう少し周辺を探してくるんだった。

近くにはミツバベンケイソウが生えていた。
ツルデンダというシダが見つかったので近付いて写真を撮ろうとすると、何やらブンブンとハエかハチか何かがたくさん飛んでいる音がする。どこを飛んでいるのかと辺りを見回すと・・・ビックリ仰天!自分の足元に50匹は居ようかという小さな蜂の群れが舞っている。おそらくヘボと呼んでいる蜂だろうが、どうやら地面にある巣を踏み付けたらしい。これはまずい、と一目散に走って逃げ、斜面を30mほど走ってなんとか蜂の群れから逃げ出した。スパッツを履いていたことが幸いして全く刺されずに済んだ。
気を取り直してもう1段上の岩場に行ってみる。

時間的にこのあたりの岩場を巡って撤退になりそうだ。

こんな感じの岩壁を探る。

元気なフクロシダ

そして先ほどは蜂の巣を踏んで撮れなかったイワデンダがここにもあった。

このシダも先端に無性芽を付けて増殖することが出来る変わったシダ。

もちろん、胞子でも増殖する。シダ植物はラン科植物に劣らずに様々な分化と発達を遂げている植物だと思う。

ここでこの花に出会えるとは思わなかった。

ジンジソウ
金ヶ岳山頂までは普通に歩けばあと30分ほどだろうが、着替えと移動の時間を考えるとそろそろ下山したほうが良さそうな時間になった。探し物にはなかなか出会えないが、クモノスシダという奇怪なシダに出会えたのは本日の一番の収穫だった。まだこの山塊の一部しか探索していない。きっとそのうち、見たことも無いような代物に出会う時があると思う。