予定では花仲間とともに南部町に探索に行くはずだったのだが、天気予報で午前中から雨になりそうなので前日に中止にした。ところが、なかなか降ってくる様子が無く、朝のうちは陽が射す時間もあった。意外と天気は持つのではないかとお昼近くに本栖湖方面にヤマトグサを探しに行ってみることにする。数年前にそれらしき葉を見つけているが花が咲いておらず確定できていない。まだ残っているかどうかも不明である。ヤマトグサの花期は5月中旬から下旬ごろなので、この時期ならば花は終わっていたとしても痕跡があるので、ヤマトグサかどうかの判別はたぶん出来るだろう。現地に到着する少し前から雨が降り出し、いざ出発しようとする頃には土砂降りの雨になった。少し雨足が弱まるのを待って、カッパを着て傘を差して散策に出かける。

雨の中をカッパを着て傘を差して遊歩道を散策する。

白い花が咲いている。

装飾花が5弁で1枚が極端に小さい。これはヤブデマリであろう。

フタリシズカはあちらこちらで群生している。

花が咲いていなくても何ヶ所かで見てきたのでこれはサワハコベと分かる。

以前に見たのはこれであろう。

結構たくさん生えているところがあったが、どれも花が付いていない。

これも同じものか??

葉柄の付け根に花芽らしきものが付いている。この時期に咲いていないところを見るとヤマトグサでは無さそうである。

まだ蕾のクモキリソウに何株か出会った。
ヤマトグサに似たような感じの草は何種類か見たが、いずれも花が付いていない。おそらくヤマトグサでは無いのではないかと思う。ヤマトグサは静岡県側の生育地は知っているがまだ山梨県側では出会っていない。今年はもう花が終わってしまっているであろうから、来年以降、また探索してみたいと思う。