そろそろキジノオシダの仲間が胞子葉を伸ばしている頃ではないかと思う。昨年の12月に訪問した際には胞子葉がもう枯れていたオオキジノオとタカサゴキジノオを見に行ってみる。

道路脇の土手に生えていたコモチシダとウラジロ

コシダも生えていた。

コンテリクラマゴケが群生して絨毯のようになっている。

やや青色がかった緑色をしているコンテリクラマゴケ

胞子葉を展開しているオオキジノオ

元気に胞子葉をたくさん展開している。

オオキジノオの胞子葉

こちらはタカサゴキジノオ

タカサゴキジノオも胞子葉をたくさん展開させていた。

タカサゴキジノオの胞子葉

タカサゴキジノオは頂羽片がはっきりと分かれないのが特徴である。

ちょうど良い時期に訪問出来たと思う。

こちらはハナミョウガ。花を見たかったがもう時期が遅かった。

花は終わって結実しかけている。

結実しかけたハナミョウガ

花がほとんど見当たらないのはやはり食害を受けているからであろう。小さな株しか見当たらない。
胞子葉を展開したオオキジノオとタカサゴキジノオの元気な姿を見ることが出来た。探していたハナミョウガの花はもう終わっていたが、なかなか花が見られないのは食害によるものと思われる。花の撮影は来年に持ち越しである。