佐野峠で車中泊し、細月が昇る富士山の景色を堪能した。金星とともに素晴らしい細月が現れたのだが撮影はあまり満足していない。思親山山頂での日の出には微妙に間に合わない時間になってしまったが、折角なので登ってみる。
月と金星の輝きがまだ見えるうちに佐野峠を出発する。
それなりに急いだつもりだが、山頂手前の富士山展望地で朝日が昇ってしまった。
朝日が射す思親山山頂
思親山から見る朝の富士山
見たかったのはこのシダ、ホソバショリマ。
紅葉して赤く色付いていた。
紅葉したホソバショリマ
根元近くの羽片が次第に小さくなり、全体的には流線型をしている。
ソーラスを確認する。
裂片の辺縁寄りに円形のソーラスが付着している。
雲の流れる富士山を眺めて撤退する。
ホソバショリマはまだソーラスを見たことが無かったので確認しておきたかった。北岳にたくさん生育しているオオバショリマは秋になると黄色く黄葉しているが、こちらのホソバショリマも紅葉することが分かった。
この日は午後1時半から韮崎市での仕事が入っている。9時に車に戻って1時間ほど仮眠し、さらに出張先の駐車場で30分ほど仮眠した。しかし、仕事を終えた後はどっと疲れが出てきた。歳をとったと思う。
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