ミヤマスミレが咲く頃に乙女高原周辺で見かけたヤマヒメワラビと思わしきシダがずっと気になっている。典型的な球形ソーラスを付けていれば判別は容易であるが、まだ早いかも知れない。タニガワスゲやアカンスゲをはじめとするカヤツリグサ科の植物はそろそろ見ごろになっている頃であろうし、午後から乙女高原およびその周辺に散策に行ってみる。
川岸近くに生えていたスゲ。ヤチボウズになっている。
これはタニガワスゲであろう。
果胞の嘴が長くて全体的に細長く見える。
似ているがちょっと違うのが生えている。こちらはヤチボウズを形成しておらずまばらに生えている。
雌小穂を見てみると果胞の嘴が短くびっしりと整列している。これはアゼスゲではないかと思う。
湿地の中には別のスゲが生えていた。テキリスゲに似ているがちょっと違う。
雌小穂を見てみると果胞は細長く鱗片は黄緑色で果胞より短い。これはオタルスゲで良いのではないだろうか?
川岸にもまだ結実していないものが生えていた。
森の中に入って見る。シラネワラビの群生。
これが気になっていたシダの群生。大きくても手のひらかそれよりも少し大きいくらいの小型のシダ。
羽片の切れ込みの様子から見てヤマヒメワラビで間違い無さそうである。
裂片の中間あたりにソーラスが付着している。大きく球形に成長すれば確実であろう。
出始めたばかりの奇妙なシダがあった。
胞子穂を伸ばし、小さな葉を展開している。
これはヒメハナワラビであろう。八ヶ岳でしかほとんどお目にかかったことが無かったがここにはそれなりの個体数が生育していた。
場所を移動して別の湿地を見に行ってみる。アカンスゲが結実している。
この湿地にはそれなりの個体数が生育しているが、他の場所ではほとんど見かけない。
結実したアカンスゲ
まだ花の咲いた状態のスゲ。おそらくオタルスゲではないかと思う。
ニョイスミレが咲いていた。
湿地の中に咲くクリンソウ
昨年見かけたオタルスゲらしきものは同定に自信が無かったが、今年見直してみるとやはりオタルスゲで間違い無さそうである。ヤマヒメワラビも間違いないであろうが、時間が許すなら6月中かあるいは7月初めに再訪できればと思っている。キバナウツギも見に行く予定だったが林道ゲートが閉鎖されておりあきらめて撤退した。
川岸近くに生えていたスゲ。ヤチボウズになっている。
これはタニガワスゲであろう。
果胞の嘴が長くて全体的に細長く見える。
似ているがちょっと違うのが生えている。こちらはヤチボウズを形成しておらずまばらに生えている。
雌小穂を見てみると果胞の嘴が短くびっしりと整列している。これはアゼスゲではないかと思う。
湿地の中には別のスゲが生えていた。テキリスゲに似ているがちょっと違う。
雌小穂を見てみると果胞は細長く鱗片は黄緑色で果胞より短い。これはオタルスゲで良いのではないだろうか?
川岸にもまだ結実していないものが生えていた。
森の中に入って見る。シラネワラビの群生。
これが気になっていたシダの群生。大きくても手のひらかそれよりも少し大きいくらいの小型のシダ。
羽片の切れ込みの様子から見てヤマヒメワラビで間違い無さそうである。
裂片の中間あたりにソーラスが付着している。大きく球形に成長すれば確実であろう。
出始めたばかりの奇妙なシダがあった。
胞子穂を伸ばし、小さな葉を展開している。
これはヒメハナワラビであろう。八ヶ岳でしかほとんどお目にかかったことが無かったがここにはそれなりの個体数が生育していた。
場所を移動して別の湿地を見に行ってみる。アカンスゲが結実している。
この湿地にはそれなりの個体数が生育しているが、他の場所ではほとんど見かけない。
結実したアカンスゲ
まだ花の咲いた状態のスゲ。おそらくオタルスゲではないかと思う。
ニョイスミレが咲いていた。
湿地の中に咲くクリンソウ
昨年見かけたオタルスゲらしきものは同定に自信が無かったが、今年見直してみるとやはりオタルスゲで間違い無さそうである。ヤマヒメワラビも間違いないであろうが、時間が許すなら6月中かあるいは7月初めに再訪できればと思っている。キバナウツギも見に行く予定だったが林道ゲートが閉鎖されておりあきらめて撤退した。
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