富士吉田に出張があり、仕事は午後4時に終わった。日が長くなったので日没までにはまだ時間がある。山中湖のコキツネノボタンがそろそろ咲いている頃ではないかと思い、訪れてみる。
紅色が鮮やかなウツギの花が咲いている。
さて、この判別が難しい花は何ウツギなのだろうか?
花を見てみると花弁にはほとんど毛が無く萼片には毛が生えている。これはフジサンシキウツギ(富士三色空木)と見て良いと思う。
この赤いウツギの仲間にはこのフジサンシキウツギの他にヤブウツギ、ベニバナニシキウツギがある。ヤブウツギは萼だけでなく花弁にも毛が多く、ニシキウツギは毛が少ない。フジサンシキウツギはヤブウツギとニシキウツギの交雑であろうと言われており、その中間的な毛の生え方をしている。良く見ても、なかなか判別に迷うことが多い。
咲き終えたズミ。八ヶ岳で見てきたエゾノコリンゴと良く似ている。
しかし、このように切れ込んだ葉が出るのはズミで、この葉が見つかればズミと判別出来る。
湖畔に下りてみる。スジヌマハリイは良く見かける。
普通に生えているこのスゲ。
これはヤガミスゲと思われる。若い個体で花序はまだ開いていない。
毎度判別に迷うこのスゲ
オニナルコスゲと思われる。
昨年初めて花を見たエゾミソハギ。ミソハギとの違いは葉が茎を抱いているかどうかだが、これは茎を抱いており、エゾミソハギで間違い無さそうだ。
イヌガラシというアブラナ科の植物
コキツネノボタンを探すが、まだ小さなものばかりで花が見つからない。
太い茎の先が無くなっている。これは食害かも知れない。
花が咲きそうなものがあったが、これは葉の幅が広く、キツネノボタンのほうだと思う。
一株だけ花を付けている個体があった。
花はまだ開いていない。
夕暮れの山中湖。富士山は姿を現さなかった。
期待していたコキツネノボタンはまだ時期が早く、見ごろは2週間くらい先になるのではないかと思う。6月は富士吉田方面への出張が多くあり、時間がとれれば再訪してみたいと思う。スゲも成熟して果胞を付けている頃だろう。
甲府に戻る途中で電話が鳴った。何かと思えば、本日の夜に山岳連盟自然保護グループの会合があるのをすっかり忘れていた。一部高速道路を使って急いで戻り、30分遅れで会合に出席することになってしまった。
紅色が鮮やかなウツギの花が咲いている。
さて、この判別が難しい花は何ウツギなのだろうか?
花を見てみると花弁にはほとんど毛が無く萼片には毛が生えている。これはフジサンシキウツギ(富士三色空木)と見て良いと思う。
この赤いウツギの仲間にはこのフジサンシキウツギの他にヤブウツギ、ベニバナニシキウツギがある。ヤブウツギは萼だけでなく花弁にも毛が多く、ニシキウツギは毛が少ない。フジサンシキウツギはヤブウツギとニシキウツギの交雑であろうと言われており、その中間的な毛の生え方をしている。良く見ても、なかなか判別に迷うことが多い。
咲き終えたズミ。八ヶ岳で見てきたエゾノコリンゴと良く似ている。
しかし、このように切れ込んだ葉が出るのはズミで、この葉が見つかればズミと判別出来る。
湖畔に下りてみる。スジヌマハリイは良く見かける。
普通に生えているこのスゲ。
これはヤガミスゲと思われる。若い個体で花序はまだ開いていない。
毎度判別に迷うこのスゲ
オニナルコスゲと思われる。
昨年初めて花を見たエゾミソハギ。ミソハギとの違いは葉が茎を抱いているかどうかだが、これは茎を抱いており、エゾミソハギで間違い無さそうだ。
イヌガラシというアブラナ科の植物
コキツネノボタンを探すが、まだ小さなものばかりで花が見つからない。
太い茎の先が無くなっている。これは食害かも知れない。
花が咲きそうなものがあったが、これは葉の幅が広く、キツネノボタンのほうだと思う。
一株だけ花を付けている個体があった。
花はまだ開いていない。
夕暮れの山中湖。富士山は姿を現さなかった。
期待していたコキツネノボタンはまだ時期が早く、見ごろは2週間くらい先になるのではないかと思う。6月は富士吉田方面への出張が多くあり、時間がとれれば再訪してみたいと思う。スゲも成熟して果胞を付けている頃だろう。
甲府に戻る途中で電話が鳴った。何かと思えば、本日の夜に山岳連盟自然保護グループの会合があるのをすっかり忘れていた。一部高速道路を使って急いで戻り、30分遅れで会合に出席することになってしまった。
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